久々に清々しいまでの詭弁を読みましたのでご紹介。
まぁ台数でWiiには適わない、赤字ハードだから利益は論外、ソフト装着率も低いという数字をそのまま公表する事は「任天堂ブランド」を損ないかねません。何でもいいからポジティブな数字を引っ張り出してきたのだろうなぁと同情する部分もありますが、読んだ人全員から1秒以内に突っ込まれるような発表は滑稽なだけです。
スタートダッシュに失敗した任天堂ハードで復活したのは3DSぐらいでしょうか?アンバサダーは確かに3DSの市場を拡大することには成功しましたが、現状のWii Uに向けられている関心の多くは「で、次のアンバサダーは?」なのかも知れません。これが自業自得なのかどうかが判明するのはもう少し先の話になりそうです。
それだけに今回のレポートはかなり興味深い。英国以外の欧州でSCEハードの人気が高いことは知られていますが、今回の『Wii U』がプロモーション不足だと言う事は意外でした。てっきり北米に近いテンションで色々と宣伝しているものだと思っていたのですけどねぇ。
確かに「ニンテンドーダイレクト」もリージョンに合わせた配信は日本と北米だけで、欧州向けというのは聞いたことがなかったです。いくら岩田社長が任天堂の一番偉い人だとしても、一般のゲームファンからすると自国の言葉でプロモーションして欲しいですよね。現地法人の社長がプレゼンすれば良いのに。
やはり一般層への訴求を考えるなら大々的なコマーシャル展開は必要です。自分で情報を集めるゲームファンなんてどこのリージョンでも一握りですし、興味がない人に情報を押し付けなければ「ブーム」を作るのは難しいものです。欧州でWii Uの勢いが弱い理由が判ったような気もします。
最後にちょっと面白かったお客さんとのやりとりをご紹介。
Wii U、米国で年末までに89万台を販売・・・任天堂発表 | インサイドうわー、本体の単価も違いますし、それ以前にWiiとは違ってWii Uが「逆ザヤ」である事は任天堂自身も認めてます。それを鑑みると「売上で記録を打ち立てた」という発表は詭弁以外の何ものでもありません。
同社のセールス&マーケティング担当上級副社長は「6年前のWiiの発売は正に記録的なものでしたが、Wii Uの発売も"売上金額"という最も大事な部分で記録を打ち立てました。
まぁ台数でWiiには適わない、赤字ハードだから利益は論外、ソフト装着率も低いという数字をそのまま公表する事は「任天堂ブランド」を損ないかねません。何でもいいからポジティブな数字を引っ張り出してきたのだろうなぁと同情する部分もありますが、読んだ人全員から1秒以内に突っ込まれるような発表は滑稽なだけです。
スタートダッシュに失敗した任天堂ハードで復活したのは3DSぐらいでしょうか?アンバサダーは確かに3DSの市場を拡大することには成功しましたが、現状のWii Uに向けられている関心の多くは「で、次のアンバサダーは?」なのかも知れません。これが自業自得なのかどうかが判明するのはもう少し先の話になりそうです。
【「電遊道」 ~Way of the Gamer~】 ジョン・カミナリの楽しいゲームライフ【第27幕】 - GAME WatchQ. Wii Uの売れ行きはいかがですか?日本にいながら世界中の情報が瞬時に入手出来る時代になりましたが、意外と欧州の情報は入ってこないものです。どうしても北米中心になりますし、欧州でも英国ばかりですね。定期的に我々が情報を入手出来るのはVGChartzの数字ぐらいでしょうか。
リオネル:ほとんどの人がWii Uのことを全く知らないですね。みんな、Wii U GamePadを見て、驚いてどんなゲーム機なのか訊いてくるのですが、Wii Uが目当てで来店するお客さんはほぼいないですかね。テレビCMが少なかったからかな? 僕も正直に言って、ほとんど見ていないです。PS3やPS VitaのCMは毎日放送されているけどね。
ヴィットリオ:発売日(2012年11月30日)によく売れましたが、今週はPS3に比べて、販売台数は少なかったですね。20台ぐらいでした。まだ在庫があります。完売にはなりませんでした。
それだけに今回のレポートはかなり興味深い。英国以外の欧州でSCEハードの人気が高いことは知られていますが、今回の『Wii U』がプロモーション不足だと言う事は意外でした。てっきり北米に近いテンションで色々と宣伝しているものだと思っていたのですけどねぇ。
ショーウインドーに設置されたテレビ画面では、岩田社長がWii Uや3DSの新情報を届ける「Nintendo Direct」の映像が流れていた
確かに「ニンテンドーダイレクト」もリージョンに合わせた配信は日本と北米だけで、欧州向けというのは聞いたことがなかったです。いくら岩田社長が任天堂の一番偉い人だとしても、一般のゲームファンからすると自国の言葉でプロモーションして欲しいですよね。現地法人の社長がプレゼンすれば良いのに。
やはり一般層への訴求を考えるなら大々的なコマーシャル展開は必要です。自分で情報を集めるゲームファンなんてどこのリージョンでも一握りですし、興味がない人に情報を押し付けなければ「ブーム」を作るのは難しいものです。欧州でWii Uの勢いが弱い理由が判ったような気もします。
最後にちょっと面白かったお客さんとのやりとりをご紹介。
Q. 今後、発売を最も楽しみにしているゲームは?やっぱり次のスピンオフはイタリア舞台で「カズマトーレ・キリューニ」のギャング物語だな。
僕は「龍が如く」シリーズの大ファンです。欧州で発売されなかった「龍が如く 見参!」を含め、シリーズの全作品を持っています。日本で「龍が如く5 夢、叶えし者」が発売されたばかりだと聞きました。前作よりも早くローカライズされることを願っています。