iwaダイヤモンド・オンラインに岩田社長のインタビューが掲載されていますのでご紹介。





昔楽しんだゲームの最新作を、親になっても安心して 子どもに与えてもらえる、そんなビジネスがしたい ――岩田 聡・任天堂社長インタビュー|コンテンツ業界キャッチアップ|ダイヤモンド・オンライン

――それは、ありがとうございます。プレスリリースで反論されなくて本当に良かったです(笑)。ところで、この原稿で言う「ソーシャルゲーム」は、「100円で買えるかもしれないと錯覚させて、大人でも子どもでも関係なく、最終的に10万円払わせる」ようなゲーム(ガチャシステム採用ゲーム)も指しています。岩田さんは決算説明会などでも、このようなことはしないと再三発言している事は承知であえて伺いますが、やりたいと思ったことは本当に一度もないのでしょうか?

 まったくないです。そういうビジネスは絶対に長続きしないと信じています。私はこのゲームビジネスをできなくなったら、他のことでお金を儲ければいいやとは思っていませんから。

国内メディアが任天堂について語ったり、今回のように社長に対してインタビューをしている記事を頻繁に見かけます。私もなるべく目を通すようにしているのですが、ここ最近で気になっているのは「任天堂を本当に苦しめているのはソーシャルなのか?」という事なのです。

日本では3DSは好調、岩田社長が自慢するように『どうぶつの森』も大ヒットしている。Wii Uはアレな状態ですが、日本だけを区切ってしまえば「そんなに悪くない」訳です。その観点から考えると日本限定のライバルである「ソーシャルゲーム」はさほどの脅威では無いのかも知れませんし、これからもそれなりの地位を保てるのかも知れません。

しかし、現状の任天堂は「業績が悪い」と言われています。この原因の多くは海外での不振です。3DSも日本ほど売れている訳ではありませんし、昨年11月に満を持して発売した『Wii U』の惨状を今更説明する必要も無いでしょう。

要するに「海外不振 → 任天堂苦戦」なのに、海外で苦戦している理由について指摘している国内メディアが皆無なのです。海外での敵は「ソーシャル」ではなく、6年~7年前に発売されたPS3/Xbox360に未だに勝てないままなのです。

海外に対して日本と同じ手法で乗り切れるならば話は別ですが、「3DS好調」「どうぶつの森大成功」といった国内限定のストロングポイントを持ち上げてお花畑記事を書いて皆でハッピーになっているだけにしか感じられません。

我々ゲームファンが知りたいのは「ソーシャルゲームをやらない理由」ではなく、「性能不足」「ゲームパッド不要論」が指摘されサードから見放されつつあるWii Uを今後どのようにして利益の柱にしてくるのか?という点だけなのです。



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