swガジェット通信さんに掲載されているWii U擁護記事があまりに酷いのでご紹介。





『WiiU』にゲームソフトが無いけど大丈夫? 実は23年前から同じだった事実判明! - ガジェット通信
12月8日に発売された任天堂の新ハード『WiiU』だが、3月まで任天堂自社製ソフトが発売されないずに、先日岩田社長自身がWiiUダイレクト内にてお詫びをしていた。そんな『WiiU』のタイトル不足だが、これでハードは大丈夫なのか? と心配になるユーザーも多いだろうが、実は過去の任天堂のハードはロンチ直後からそんなにソフトが多かったわけではない。

過去に大ヒットを飛ばした『スーパーファミコン』を例に挙げてみよう。『スーパーファミコン』の発売日は1990年11月21日で同時発売タイトルは『スーパーマリオワールド』と『F-ZERO』の2タイトルのみ。
その次に発売されたのは12月1日の『ボンバザル』そして、12月16日の『アクトレイザー』と続く。



このように『WiiU』のタイトル不足は今に始まったことではないのである。最終的に『スーパーファミコン』タイトルは1400以上もの対応ソフトが発売され、国内で1700万台、世界で5000万台売れるハードとなった。


うわー。こちらは趣味でブログを運営しているだけですからネタが無ければ書かないだけの話ですが、仕事で書いている人は大変ですね。明らかにネタ切れなのに「こういう記事を書け」って指示された記事っぽくて本当に痛々しいです。

当時のスーパーファミコンに対する市場の期待は尋常なものでは無かったです。PCエンジンやメガドライブという高性能機が登場してマニアなゲームファンに支持されていたもののファミコン市場は圧倒的でしたし、遅れてやってきたSFCが群を抜く美しいビジュアルでバトンを完璧に受け取りました。

「FC→SFC」と「Wii→Wii U」の引き継ぎに類似点はありません。同時期のライバルハードと比較して見栄えがよいゲームが開発出来る性能の良さ(処理性能はメガドラとかCD-ROMの容量等とか色々な要素はありますが)、ほぼ全てのサードパーティが任天堂にソフトを提供していた事、同時発売の「スーマリワールド」「F-ZERO」が評判が良いゲームだった事・・・。

強いて言えばガジェット通信さんが取り上げている「ロンチのソフト枯渇」というマイナス点だけですか。

例えそれ以外の状況が同じだったとしても時代が違いすぎます。当時とはエンタテインメントの幅広さも段違いですし、ゲームに対する考え方も異なります、バブルの時代で「25000円」という金額に対する感覚も異なります。

プロならばもう少しマシな記事を用意していただきたい。当時を知らない人を「そうなんだ」と騙すことも難しいでしょう。



ドラゴンズドグマ:ダークアリズン仮面ライダー バトライド・ウォー プレミアムTVサウンドエディションNARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち初音ミク -Project DIVA- F 初回限定特典 オリジナルラバーストラップ 付き