reiman大騒動に発展した『レイマン レジェンズ』の一連についてつらつらと。






ゲームかなー : Wii U独占『レイマン』がマルチに! IGN「これが現実、悪いのは任天堂」…金の切れ目が縁の切れ目なのか。
Wii U専用タイトルとして2013年第1四半期(13月)に発売が予定されていたレイマンシリーズ最新作『Rayman Legends』ですが、パブリッシャーのUbisoftはPS3/Xbox 360版の発売決定を伝えると共に、Wii U版を含む全ての機種で2013年9月上旬にリリースを予定している事をアナウンスしました。
Rayman Legends開発者: ゲームは完成している。発売延期は納得できない|みらいマニアックス !
開発者によると、ゲームを開発した週に発売延期が明らかになったとの事。
ハッピー空間だったはずの「Miiverse」も大荒れ
Thanks for all your...
Wii U版の独占的な体験版を配信できるよう、開発チームと調整しています。もう少し待ってください。
Ubisoft explains 'Rayman Legends' Wii U delay - Gaming News - Digital Spy
UBI広報は「リリース時期が遅れた理由はPS3/Xbox360が追加されたから。通常は全てのプラットフォームに同時発売します。私たちはそれが説得力を持つ上手い答えではない事を知っていますが、これが単純な真実なのです。」
UBIの広報が異例のコメントを発するまでに至った今回の『レイマン レジェンズ』騒動ですが、どうやらWii U用に独占的な先行体験版を配信するといったフォローに留まり、PS3/Xbox360版が発売される9月までWii Uユーザは指をくわえて待つしか無いという結論が変わる事は無さそうです。

ここで「何故UBIがマルチ同発に拘ったのか?」という点について疑問を感じる人もいるでしょう。任天堂からは期限付き独占のためにお金も貰っているはずですし、せっかく完成している訳ですから先行発売しておいても良さそうなものです。Wii Uに明るい未来は無いのかも知れませんが、任天堂が本気を出した更なる次世代機ではサードパーティも喜ぶような素晴らしいハードを産み出してくるかも知れません。

ゲーム業界の巨人から不興を買ってまでマルチ同発に踏み切った理由は何でしょうか?

UBIはそれだけ「レイマン」というフランチャイズを大切にしているという事の現れでしょう。予定通り2月に発売してもWii Uのインストールベースから考えるとたかが知れています。最終的に9月にはPS3/Xbox360版でトータルの売上はカバー出来るはずですが、「一番最初に発売したプラットフォーム版がオリジナル」という考え方に倣うならば「レイマン最新作がコケた」という見方をされる訳です。

日本でも「モンスターハンター」がPSPから3DSにシフトした事で販売本数が300万本ほど減りました。日本のメディアは遠慮していましたが、海外なら「モンスターハンター大コケ」と喧伝されてしまうのです。これはメーカーにとってはたまったものではありません。それならばPS3/Xbox360と同発にしてしまえばWii U版を「誤差」の範疇に留めることが出来ます。

UBIの考え方は極めてドライですが理解はできます、しかし一般のゲームファンにスマートに伝えて納得させる事は不可能でしょう。それは「私たちはそれが説得力を持つ上手い答えではない事を知っていますが、これが単純な真実なのです。」という最後のコメントでシャットダウンしています。これを読んだ瞬間「ああ、前倒しで販売する気はゼロやな」という事が判りましたし、最初から納得して貰おうと考えていない事も(笑)




ちなみに、Wii U版『レイマン レジェンズ』のパブリッシャは任天堂になります。もし任天堂が国内の販売権を全て取得していたというのであれば、海外では同時に発売されるはずのPS3/Xbox360版が国内未発売で終わる可能性もあります。我々日本のゲームファンとしては、こちらを問題視するべきなのかも知れません。



ドラゴンズドグマ:ダークアリズン仮面ライダー バトライド・ウォー プレミアムTVサウンドエディションNARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち初音ミク -Project DIVA- F 初回限定特典 オリジナルラバーストラップ 付き