dod3「ドラッグ オン ドラグーン3」開発者インタビューをご紹介。





結果的に新情報満載 『ドラッグ オン ドラグーン3』開発者インタビュー - ファミ通.com

『ドラッグ オン ドラグーン2』から約8年が経過したこのタイミングでの新作制作となった経緯を教えてください。

柴貴正氏(以下、柴) 日本国内のゲーム市場、とくに据え置きゲーム機の市場自体が縮小していると、まわりの人が口を揃えて言いますが、それを聞いて柴的には“?”なんですね。何故なら僕が普段会っているユーザーはみんな楽しそうにゲームをしていますし、むしろゲームを遊ぶ時間が増えていたりもする。ただ現状は、売れているものと売れていないものとの差がハッキリしていて、たしかに一般ユーザーをターゲットにしたソフトは縮小傾向にあります。

ですので、あえて誤解を恐れずに言うならゲームユーザーはむしろ増えており、ライトなゲームをたまにプレイするユーザーが減っているだけだと思うんです。そこで、私からヨコオさんに「『ドラッグ オン ドラグーン』の続編を作りませんか」と相談したのが始まりです。


今回、柴Pが「ゲームユーザー」と表現した人達には「ライトなゲームをたまにプレイするユーザー」は含まれていません。その「ライトなゲームをたまにプレイ」する人達は「ライトに遊べるデバイス」、要するにスマホ等にシフトしてしまったのでしょう。残念ながら彼らは戻ってきません。

とはいえ、「DOD」や「ニーア」のようなコアなゲームを好む人達は本当に増えているのでしょうか?ゲームソフトのセールスを毎週チェックしている限りでは「ライト層ほど減っている訳ではないけど、増えている訳では無い」といった印象があります。

PS2全盛時と違うのは「コアなゲームを何となく遊ぶライトなゲームファン」の有無だと私は考えています。激減した「ライトなゲームファン」も更に二種類に分けることが出来るのです。

要するに「はやりだから」や「知人友人が遊んでいるから」といった理由で何となくコアなゲームやマニアックなゲームに手を出していた人達が、「はやりじゃなくなったから」や「知人友人が遊ばなくなったから」といった理由で離れているのではないか?という事です。

PS3/Xbox360「ニーア」が発売された2010年の時点では既に前述した「ライト層」は対象から外れているはずです。PS3/Xbox360へのシフトの時点で脱落していますからね。今回発表された「ドラッグオンドラグーン3」も、2010年に発売された「ニーア」の累計15万本(機種合算)プラスアルファをターゲットにして制作されているんじゃないかな。