yosipEDGEに吉田修平氏のインタビューが掲載されていますのでご紹介。






Sony wants more than FPS games on PS4 - Destructoid
SCEWWSの吉田修平はプレイステーション4が同じ様な古いゲームを乱造することを避けたいと考えています。

吉田はソニーの一つの方向性としてマーク・サーニーの「Knack」の発表を挙げました。

「マークは「PS4の為にクラッシュバンディクーはどうか?」と考えていたようです。私達は全てのPS4ゲームがFPSやアクションアドベンチャーやフォトリアルなゲーム、大きな予算のブロックバスターゲームばかりになる事を望んでいません。そういうゲームが好まれているのも判っていますが、そればかりがゲームではありません。」

ソニーはメインストリームではないプロジェクトを賞賛します。

多様性に対する信頼が「ヘビーレイン」の成功に繋がりました。また、それは「風ノ旅ビト(Journey)」のようなゲームをプッシュします。

「キルゾーン」を待つ間、ソニーは異なるゲームで素晴らしいライブラリを獲得しました。PS4でもそれが続くことを望んでいます。


レーシングゲームでは「グランツーリスモ」というトップブランドを擁しているSCEですが、それ以外のジャンルでは「程ほど」といった印象です。勿論GOWやアンチャーテッドは高く評価されていますしセールスも堅調ですが、ライバルXboxの「ヘイロー」や「ギアーズ」程の求心力は無いと感じています。

このあたりはSCEファーストの魅力が「多様性」に依るところも大きいのでしょう。

PS3が発売されてから6年半が経過していますが、私個人に最も強烈な印象を与えたゲームタイトルは「ヘビーレイン」や「風ノ旅ビト」といった極めて個性的なタイトルです。

勿論、面白かったゲームは幾らでもありますが、「これは凄い」と感じるゲームは少ないものです。これは、完成度が極めて高いシューターやアクションやRPGでは得ることが出来ない体験なのです。

SCEがPS4でも独創的なゲームに投資する姿勢を見せているのは実に頼もしいものです。

そして、GDCではインディーズへの支援が目立ちました。

開発しやすい(と言われている)PS4とPSVita環境が本格的にスタートする今年からが「PSハードのインディーズ元年」なのかも知れません。