jise著名なゲームアナリストがソニーとマイクロソフトの発表イベントについて語っていますのでご紹介。










私はソニーの方がMSよりもプレスへの見せ方がスマートだと思いました。

E3に向けて予想するにベターですし、6月はゲームに注目することが出来ます。

私は、後方互換、中古ゲーム、常時オンラインについての情報を得るために待ちます。5月21日には価格や発売日は期待していません。もっと正確に書くなら、私達はスペックや機能を知る事になるでしょう。その中には「常時オンライン」に対する答えも含んでいるはずです。


Pachter氏も予想しているように、5月21日にはXbox720の大まかな仕様やスペック、本体形状等が発表されて、その数週間後のE3でソフトや価格等や発売日が発表される流れだと思います。これらの情報を2時間程度のカンファレンスイベントで公開するのは無理がありますので、2回に分けるのは仕方がないところでしょう。

SCEとMSが違うのは「初回発表からE3までの期間」です。SCEは3ヶ月半、MSは3週間と大きな違いがありますし、数ヶ月間SCEが先行していた事で話題を独占する事ができました。

なお、マイクロソフトの発表については、当初の4月から1ヶ月遅れたんじゃないのか?と言われていますが、あくまでも噂に過ぎません。

PS4 Reveal Had No 'Material Impact' On Microsoft - NowGamer

EEDARのJesse Divnichは「ソニーが早い段階で発表した事は驚きだった」と言いました。「しかし、私はマイクロソフトが彼らの次世代ハードウェアを発表する計画に影響を及ぼしたかどうかは疑わしいと思っています。勿論詳しいことは知りませんけどね」

PS4の発表によってマイクロソフトが発表を変更したのかどうかを尋ねられたとき、Divnichは懐疑的でした。

「それはあまりに遅すぎやしませんか?マイクロソフトは自身のペースで動いています。PS4の発表で彼らの戦略が変更されたことは無いと思います。」



Divnichは付け加えました

「私達がソニーの発表で姿を見せなかったパブリッシャがマイクロソフトの発表を待っているでしょう。」

Divnichは明言しませんでしたが、EAがソニーのPS4で全く見当たらなかったことに注目する必要が有ります。

まぁDivnich氏の発言は若干含みすぎていて鼻につきますが、北米メディアとしてもマイクロソフトは誇るべき自国のトップ企業でもあります。アップルやグーグルといった自国のライバルと比較されると辛辣に扱われがちなMSですが、ライバルが国外企業になると「盛り上げるべき対象」になります。このあたりは仕方ないですよね。



さて、私はタイミング的にはSCEの方がスマートというか周到な印象も受けますが、これってPSVitaでも同じ様なやり方で展開しているんですよね。

年初のPlayStation Meetingで「本体デザイン」「仕様」を発表
6月のE3で「正式名称」「価格」を発表
gamescomやTGSでリージョン毎の「ロンチラインナップ」を発表
TGSで「発売日」を発表

個人的にはVitaプロモーションで最初に「NGP(仮称)」と発表したのは失敗だったと思っていますので、最初に「PS4」と発表してきたのは良かったです。

PSVitaの時と比べるとSCEのトップは変わっていますが、実働部門に大きな異動は無かったと思いますので、基本はPSVitaプロモーションに修正を加えたものになりそうです。

2月のPSMで「正式名称」「仕様」「コントローラデザイン」を発表
3月のGDCでインディーズへの取り組みをアピール

残されているのは「本体デザイン」「価格」「発売日」「ロンチラインナップ」といったところでしょうか。更に5月にもう1回イベントが予定されているという噂もありますので、それによってE3で公開される情報が変わってくることは間違いありませんが、「価格」と「発売日」に関してはE3までに出し切って欲しいところです。