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任天堂の業績発表等は国内外で大きな話題となりましたが、海外のメディアやゲームファンは「E3における大規模プレゼンテーションを行わない」という情報に最も大きく反応していたようです。

「嘆かわしい」「残念だ」という声が多数ですが、一方で「PS4/720のインパクトに潰されるだけ、賢明だ」という冷静な意見もあります。どちらにしても海外ファンやメディアは「どうせWii Uのマリオやゼルダやスマブラの映像ぐらいしか無いんでしょ?」といった見方で統一されているようです。

しかし、最新情報によると、E3での大規模プレゼンテーションは行わないにしても、小規模イベントを2回行う事が明らかにされています。

任天堂、大規模なプレスカンファレンスのかわりにE3では小規模のイベントを開催 | インサイド
米国任天堂は、E3での大規模なプレスカンファレンスを行わないかわりに小規模のイベントを開催する予定であることを発表しました。
6月に開催されるE3において、任天堂は大規模なプレスカンファレンスを行わないと先日発表しましたが、そのかわりとして小規模なイベントをE3初日の早朝に2つ開催することが明らかになりました。

この小規模イベントで1月23日に配信された「Wii Uダイレクト」での「詳細はE3で!」という公約が果たされることになりそうです。

Wii Uダイレクトでは下記タイトルがE3で公開される事がアナウンスされています。

ゲームかなー : 新作続々…で、いつ発売されんの?『Wii U ダイレクト』雑感
Wii U「マリオカート」
Wii U「スマッシュブラザーズ」

そして、「3Dマリオ」も今年中の発売が噂されていますので、それが真実ならばE3の小規模イベントで発表&公開される事でしょう。



ここからが本題。

今年のE3は前述した通り任天堂が真っ向勝負を避けたこともあり、高性能な次世代ゲーム機に興味がある人が旧世代ハードのクラシカルなゲームコレクションにウンザリする事も無さそうです。興味がある人向けにひっそりと小規模イベントを開催してくれるのですから。

その結果、「SCE」と「マイクロソフト」が正面から激突する事になりそうです。

既にPS4はハードウェアに関する情報を相当に公開していますし、マイクロソフトも5月21日に第一弾イベントを開催します。そのイベントではマイクロソフトも現在のSCE同様にハード仕様等の事前公開に留まるでしょう。

要するに、E3という大舞台でSCEとMSの双方が「商品情報」というカードを出し合うのです。

ちなみに、ここ数年のE3ではマイクロソフトのカンファレンスが先に開催されています。

2010年:MS(キネクト発表)→MS(カンファレンス)→任天堂→SCE
2011年:MS→SCE→任天堂
2012年:MS→SCE→任天堂

マイクロソフトにとってE3は圧倒的なホームグラウンドですから、先に発表して話題を独占したいのでしょう。

しかし、今年に関しては「後出し」が圧倒的に有利です。特に価格や発売日は相手の出方を見てからでも、ある程度なら調整できます。

もしかすると今年のE3に関してはマイクロソフトが発表順を変更してくる可能性もあります。

双方のカンファレンススケジュール詳細が確定するのは開催直前週ぐらいです。

発表順でお互いの戦略がある程度見え隠れしてくるかも知れません。実に面白いですね。



最後にちょっとオマケ。

今年はミームが生まれないのか......忘れがたい任天堂の「E3」名場面 : Kotaku JAPAN
2001年のE3プレスカンファレンスで最初に宮本さんが受けた質問がこれです。「今まで聞いた日本語の中で最悪のものだ」なんて言われちゃってます。

面白かったのがこの一文。

このあたりは、海外サイトに掲載された宮本さんインタビューの翻訳文を見ていても分かります。ものすごく回りくどい日本語表現を多用する方なのでしょう。