plusPSユーザにとってはお得なサービスとして認知されているPS Plusに関する興味深い記事をご紹介。





無料配信とディスカウントの鬼、PS+はサービスとしてペイしているのか?|みらいマニアックス !
PS Plusは儲かるのか?
この問題に対しての答えは単純だ。儲かっている。

1.ハードコア・ゲーマーが対象だから
→不利タイトルもPlusユーザにとっては既に持っているタイトルが多い。

2.無料配信タイトルは古いものだから
→新品での需要が見込めないタイトルばかり

3.PS Plusはおカネの節約にはならなず、むしろもっと使うようになるから
→これはPlusのディスカウントの話。DLコンテンツは元手がないので損はしていない。

4.PS Plusは広告になるから
→ゲームの広告にも鳴るし、Storeの広告にもなる


あくまでも海外ライターさんの考察記事です。当方で1行に纏めているだけですので、興味がある方は元文をどうぞ。

さて、SCEの有料サービス「PS Plus」はサービス当初のコンテンツの弱さから色々と批判されていた日本でもようやく「お得感」が感じられるようになってきました。SCEがPlusの利益構造等のカラクリについて語ったインタビュー等はさすがに無さそうですし、上記考察記事を書いたライターさん同様に推測しか出来ない訳ですが、私は最初から「損をする企画」だとは思っていませんでした。今でもそうです。

前述したように「日本が批判」されていた一番大きな理由は、北米や欧州のPlusが最初からリッチなコンテンツを提供していた事との比較によるものです。このことからもリージョン毎の予算でPlusが運営されている事、要するに「枠組みの中で採算を取る企画」だと認識していました。

まぁ日本の場合は予算の都合と並んで、パッケージタイトルのDL配信が少なすぎたという事もPlusの見劣りの原因でした。小ボリュームで少額のDLタイトルではお得感が少ないですからねぇ。それこそ「既に持ってるよ・・・」的なタイトルで埋め尽くされていました。

そして、「2.無料配信タイトルは古いものだから」のとおり、初期需要が終了したタイトルは新品では殆ど売れずに中古でロンダリングする運命です。メーカーもそれが判っていますから、我々が思っているよりもSCEはリーズナブルに権利を取得しているんじゃないかな?

あとはPlusの魅力にとりつかれてしまうと「なかなか解約する気にならない」とういのも大きい。フリープレイタイトルはPlusに課金し続けないと遊ぶことは出来ませんし、セーブデータのクラウドバックアップといった追加機能も有ります。SCEはフリープレイタイトル等でサービスの魅力を拡充し続ける事で安定した収入を得ることが出来ます。

PS Plusの課金総額だけでフリープレイ等を獲得する費用が全てペイできるかどうかは判りませんが、プレイステーションビジネスという大きな枠組みの中で「損をしない」ように運営されているはずです。


とまぁ「どうなるのか?」と思っていたPSNの有料サービスはユーザにも歓迎され、受け入れられていると認識していますが、次なる「PS4」世代ではどうなるのでしょうかね?

元々PSNは「オンラインプレイが無料」という看板を掲げていましたし、それがPSNが確固たる地位を固めた理由の一つでもあります。PS4世代でもそのポリシーが同様に貫かれるならば素晴らしい事ですが、見直してくる可能性も高いと考えています。相当な経費が掛かっていることは間違い無い訳ですから。

そして、PS4発表直後に「複数種類のメンバーシップ」が噂されています。

フリープレイ等のコンテンツ拡充で魅力をアピールしつつ、「オンラインプレイは有料」という流れに上手く持ち込めるのでしょうか?このあたり、SCEにとってはプレゼン等の腕の見せどころでしょう。「余所もやっているからウチもその流れで・・・」では通用しません。