ffvE3で色々な発表をしたスクウェア・エニックスについて書いてみようかと。






ゲームかなー : ごめんなさいスクエニ!『FF15』『キングダムハーツ3』『FF14』がPS4で発売決定!!

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一番印象的な街のスクリーンショットです。クリックするとフル解像度で閲覧できますが、ウットリするようなビジュアルですね。このハイセンスさ、FF7の映像を初めて見たときの衝撃を思い出します。

さて、先週開催されたE3では今まで沈黙を保っていたスクエニがPS4やXboxOneといった次世代機向けにゲームを発表しました。しかも「ファイナルファンタジー」や「キングダムハーツ」といった同社の主力タイトルを同時に発表したのですからインパクトは大きい。

しかも現時点ではPS3/Xbox360/Wii Uといった旧世代機向けの発表は無く、次世代機専用タイトルとして開発が進められているとの事です。その事に対するコメントは下記記事で色々と書きました。

ゲームかなー : 次世代独占の英断!『FF15』『KH3』はXboxOne/PS4で発売決定!!

元々PS3独占として発表されていた「FFヴェルサス13」を「FF15」にリネームしたらPS4/XboxOneの「マルチ」でも良いのか?という声はあるのでしょうが、個人的にはこの時期にPS3独占で出されてもノーサンキューですし、PS4/PS3のマルチでも微妙です。作品の品質に影響を与えないならば、PS4/XboxOneでのリリースがソフトハウスとゲームファンの双方にとってベストです。

そしていつもは「新規IPが少ない」との不満がゲームファンを中心に上がる事もありますが、現状のスクエニにとって重要なのは「ブランディング戦略の見直し」だと考えています。要するに、イメージを落としてしまった看板タイトルの数々をもう一度「ゲームファン待望の作品にする」「再び世界の檜舞台に上げる」努力をしなければいけません。

今までのようにスクエニの名声を支えてきた過去の人気タイトルをスマホへ移植したりソーシャルゲームやブラウザゲームに展開する「だけ」では「ブランドを更に地に落とす」だけの話です、ブランド力を維持する為には最前線で戦い続けるしかありません。

2010年のロンチで大失敗した「FF14」は遠回りしましたが「FF14新生」へと生まれ変わろうとしています。私もようやくPS3ベータを少しだけプレイしましたが、「待ち望んでいたMMOのFF最新作」がやってきたという手応えを感じています。吉田Pが率いる新生チームはベストな仕事をしていますし、あとはビジネスとして軌道に乗せるだけの話です。

次はオフラインの「ファイナルファンタジー」や「キングダムハーツ」のブランドを再び高める番です。



ハードの世代交代時に新規IPを投入するソフトハウスには二つの思惑があります。一つは「新規IPは次世代機に特化したアイデアを盛り込みやすい」こと、そしてもう一つは「看板タイトルの投入はリスクが大きい」ことです。

残念ながら日本の場合は後者の理由が多いと思われます。今や日本の人気ゲームソフトが持つブランド力の根源は「売れている事」という本末転倒なものになっています。「売れているから俺も買う」「他の人がやっているから俺も買う」という薄弱、しかしマジョリティな一般層の心理を巻き込まないと大ヒットゲームのブランドを維持する事は難しいのが現状です。そこに「面白さ」や「凄さ」を追求する必要は無いのです。

だからこそ、この次世代イヤーのE3で「FF」や「キンハー」といった人気フランチャイズを次世代機独占で開発する事を発表したスクエニを高く評価しています。

とはいえ、全てのゲームやブランドを次世代ゲーム機に展開しろと無茶なことを言うつもりはありません。携帯機やスマホや旧世代機で展開しても十分なブランドはあるでしょうし、市場やファンの要求に応える為の努力を今後も続けていただきたいものです。

これからのスクエニがどう変わっていくのか?に注目しています。