nagoセガの名越氏がニコ生でゲーム業界について語っていますのでご紹介。







16分あたりから
任天堂ハードのマーケットは手強いという印象。難しい。
マリオやポケモン、レベルファイブといった枠が決まっている
1年に誕生日やクリスマスぐらいしかソフトを買って貰えない
その枠に入り込むのは商売的に難しい


今回のニコ生で紹介された3DS「ヒーローバンク」も完全なお子様向けタイトルで、例に挙げているレベルファイブの得意分野です。こうしてみると改めて「龍が如く1/2 HD」のWii U版が特殊な例だという事が判ります。任天堂独占で発売される「ソニック」も全年齢向けですからねぇ。

そいや、セガとレベルファイブと言えば、タッチペンを使ったサッカーゲームの特許問題を久々に思い出しました。

4Gamer.net ― レベルファイブ,セガとの特許問題についての公式見解を発表

セガの申し出通りならばレベルファイブに落ち度があるのでしょう。どのような裁定が下るのかは判りませんが、早々にケリを付けて欲しいですよね。モヤモヤしますので。

しかし、ヤラシイ話、子供向けビジネスを狭い枠内で争っているのですから「レベルファイブ枠が空けば・・・」と考えている企業はセガだけでは無いはずです。それこそ「ジャイロゼッター」のスクエニや「ガイストクラッシャー」のカプコンも虎視眈々と狙っているのでしょう。

更に年末にはガンホーが「パズドラ」を率いて全年齢・お子様向け市場に参入します。だからこそ日野さんも自慢の商才や企業のリソースを3DSの子供向け市場に集中しているのでしょう、この枠を死守しなければいけないのです。

よく、「子供騙し」という言葉が使われますが、「子供を騙すこと」って本当に難しいですよね。ビジネスに結びつけるにしても、お金を出すのは親なんですから。パイが小さくても大人を騙す方が遙かに楽だ(笑)

アクセスランキング