ps4oneCNNMoneyに掲載されている「PS4」「XboxOne」記事が面白いのでご紹介。






5 reasons the Playstation 4 will crush the competition - It's about games (1) - FORTUNE
5 reasons the Playstation 4 will crush the competition
・価格
・プレイステーションブランド
・パワフル
・デベロッパ(ファースト)
・インディーズ

5 reasons the Xbox One will dominate - It's about power (1) - FORTUNE
5 reasons the Xbox One will dominate
・ヘイロー
・キネクト
・タイタンフォール
・スマートグラス
・TV

PS4とXboxOneの「どちらが優れている」「どちらが勝者となるのか?」といった海外記事は頻繁に目にします。しかし大抵は片一方だけに注力して持ち上げるか下げる、もしくは同じ記事で双方を比較して云々という内容が殆どです。

今回取り上げた記事で面白いのは、両方の記事を同じライターさんが書いている事です。別々の人が書いているならば取り上げる程の内容ではありません。

前述したように、双方を比較するならば色々と書きようがありますが、別々の記事で双方の「勝利(支配)理由」を5つ掲げて書く事は何気に難しい事です。片方の勝利理由は片方の敗北理由でもあるからです。

その中で「PS4」に関しては価格であったり、パワフルなハードウェア、ファーストの強力なサポートといった「プラットフォーム」としての魅力を掲げ、「XboxOne」に関しては「ヘイロー」や「タイタンフォール」といった特定コンテンツの魅力を前面に推し出しています。

私はこれを「苦し紛れの数合わせ」だとは思いません。

今ではDRMポリシーは撤回されましたが、幾ら価格が高かろうと幾ら中古が制限されようと「ヘイロー」や「ギアーズ」が発売される限りXboxOneを買う人は相当数存在するはずです。既にバンジーの手を離れようと、クリフBが関わって無くてもハードごと買わせてしまうだけの魅力があります。

このあたりは任天堂の「マリオ」や「ゼルダ」に近い存在と表現してもよいのでしょうが、「ヘイロー」の場合は「自分の意志でハードを購入できる」層が中心だという事も大きい。要するにコンテンツの魅力がダイレクトにハード購入へと繋がるのです。例え7年遅れの現世代機だろうと、使い所が判らない余計なデバイスを付いてきて次世代機と大差がない価格だろうと関係有りません。

その点、SCEで「ヘイロー」に匹敵するコンテンツは「グランツーリスモ」ぐらいですが、PS4版の発売はまだまだ先です。現時点では2014年に発売される「ヘイロー」に打ち勝てる独占コンテンツをSCEは持ち合わせていません。インディーやF2Pも含めた数と全体的な質で勝負といったところですが、ハードの性能も含めた「将来性」に期待している人は意外と少ないものです。

世界中探しても「マリオ/ゼルダ」「ヘイロー/ギアーズ」よりもPS4の「多様性」が楽しみだと言い切れるのは私ぐらいでしょう(笑)

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