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当ランキングは直近1週間の集計になりますので大抵はその期間に公開された記事ばかりになるのですが、「ウイイレ」の記事と「FF10 HD」の記事は長らく上位に居座っています。確認していませんが、掲示板とは違う場所に掲載されているのでしょうかね?

さて、今回は「モンスターハンター4」についてちょろりと書きます。

既にショップで予約が開始されていますが、早々に打ち切られているのですよね・・・。なにやら初回出荷が少ないという噂情報もあります。

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某氏からの情報によると、初回出荷は(限定本体を除き)60万本ほどになるとか。
今後の予約状況やダウンロード版との需要バランスを見極めながら
上乗せするかどうか決めていくのだろうが、
予約解禁から3日を終えた時点での勢いから判断するとちょっと足りなくなる気がする。

60万本は明らかに少ないですよね。

しかし、2011年12月に発売された前作「モンスターハンター3G」は初週52万本でしたが、当時とは本体の普及台数が段違いですし、累計では158万本も売れています。MH4も累計で250万~300万は狙えるタイトルでしょう。

確かにMH4のパフォーマンスに対して懐疑的な意見もあります。あくまでも現時点で公開されている映像のみので判断して「前作よりアレなんじゃね?」という過激なものも含め色々な意見が出ていますが、3DSのゲームという段階で映像品質に過剰な期待をする人は少ないはずです。

要するに、私も含めて「これは無いわ~」と思っている人は最初から購入する気が無い人ばかりで、前作を購入した「モンハンファン」の大半は「モンスターハンター4」の購入を望むはずです。彼らは良質なマルチプレイアクションが遊びたいのではなく「モンハンが遊びたい」のですから。

このように、2010年に発売されたPSP「モンスターハンターP3」の初週195万本という勢いがピークだと考えても、需要に応じて出荷されれば本作MH4の初週ミリオン以上は確実でしょう。要するにこのままでは相当な「難民」が登場するかも知れません。このあたりはカプコンの決算調整を含めた「品薄商法」の可能性も考えられています。

しかし仮にMH4が「品薄商法」をするにしても大きなリスクがあります。

ご存じの通りもう一つのモンスタータイトル「ポケットモンスター X/Y」が1ヶ月後の10月12日に発売されるからです。ポケモンの恐ろしいところは発売前後数週に渡って「任天堂系ハード」で発売されるゲームのセールスを根こそぎ吸い取ってしまう事です。

「モンハン」と「ポケモン」の層は若干違いますが、どちらにしても「売れているゲームだから買う」人が大半です。コア層以外は重複していると考えて良いでしょう。

まぁそのあたりはソフトハウスも判っていますから綺麗に回避するのが常になりつつありますが、「モンハン4」が品薄効果でプレイヤーの飢餓感を煽りたい時期に「ポケットモンスター X/Y」に話題やセールスを奪われてしまえば元も子もありません。双方「皆がやっている」という話題性が一番のセールスポイントですからね。

このあたりから考えると、MH4の初回出荷が少ないのは「DL版商法」の前振りなのかも・・・と考える事もできます。既に「どうぶつの森」で多数のDL版を販売するという実績を作っていますし、3DSユーザにとってもDL販売はそれなりに浸透しています。更にDL版は価格が維持できますし中古販売も不可というメーカー側のメリットもあります。そのあたりを鑑みると、本作MH4ではパッケージと同時配信される可能性もあります。(前作「MH3G」のDL販売は1年後に開始)

現時点で「モンスターハンター4」のDL版はアナウンスされていませんが、前述したようにパッケージが少なめで予約が終了しているという事もあり、DL販売を待ち望んでいるファンも多いでしょう。

カプコンもせっかくの看板タイトルを「少しでも多く販売する」為の施策を考えているとは思うのですが、我々消費者の理解を超越した「企業判断」を下すことも多々あるのです。

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