EurogamerのXboxOne記事新作をご紹介。
Digital Foundry: the complete Xbox One architects interview • Interviews • Eurogamer.net
ここ最近はPS4関連の記事ばかりでしたので、久々にXboxOne関連でも。Nick Baker氏はマイクロソフトのハードウェアアーキテクチャチームマネージャーです。要するにPS4におけるサーニー氏に近い立ち位置なのかな?まぁサーニー氏は外部の人ですからBaker氏とは異なる関わり方をしていると思います。
という事でXboxOne発売前にアーキテクチャ関連のインタビュー記事も公開されています。当ブログでは気になる一部分を抜き出しますが、「XboxOneを隅から隅まで知りたい」という人は熟読をオススメします。
さて、色々な面でPS4と比較される運命にあるXboxOneですが、キネクトといった特徴的なデバイスを除けば両者は似通ったコンピュータ機器です。同じAMDのx86系統合チップを使っていますしBlu-rayドライブを搭載しています。それだけにメモリアーキテクチャの違いはXboxOneが発表された5月末頃から「双方の差」として議論の中心でした。
まぁ実際にゲームソフトを開発する側からPS4が採用した「GDDR5メモリ」のメリットを聞いた事はあっても、XboxOneが採用した「ESRAM+DDR3」を賞賛する声はそれ程多くないようです。それもマイクロソフトの自画自賛、もしくは今回の記事同様にEurogamerのいつもの人が書くDigital Foundry絡みの記事ばかりです。
とはいえNick Baker氏も開発期間等を考慮した上での最良の選択である事は認めています。元々キネクト同梱で高コストになる事が判っていたXboxOneとしてはSCEのように本体性能で冒険をする余地は無かったのかも知れません。
まぁ両者のマルチタイトルはこれから数年にわたって比較され続ける事でしょう。その比較する側の傾向が「どちらが劣化している」というスタンスから「どのソフトハウスが同じレベルに合わせているのか?」というものにシフトする可能性はありますが・・・。
私もロンチかどうかはともかくとしてXboxOneを購入するでしょうし、両ハードの体験版等で体験するのも面白そうです。まずはXboxOneの国内発売日を早く発表して欲しいですね。
Digital Foundry: the complete Xbox One architects interview • Interviews • Eurogamer.net
Digital Foundry:
おそらく最も誤解されたのはESRAM、及びそれがゲーム開発者にとって意味するものです。これは早い段階でDDR3とESRAM結合する事を支持し、GDDR5を除外したことを示唆します。これは正しいですか?
Nick Baker:
ええ、それは正しいと思います。最良の性能を獲得するコンビネーションという点でGDDR5メモリはほんの少し厄介です。ESRAMはほんの少しのパワーであなたに広帯域を提供するチャンスがあります。外部メモリの帯域幅を縮小できますし、消費電力を節約します。そして汎用メモリは安い。メモリ容量や少パワーで広帯域を望む方法が多くないならばそうなりますね。
(中略)
Nick Baker:
我々は単一のプロセッサを望んでいた。そこに別の時間枠か技術のオプションがあれば私たちは異なる技術を持つことが出来ました。しかし時間枠内の製品として考えるとESRAMは最良の選択だった。
ここ最近はPS4関連の記事ばかりでしたので、久々にXboxOne関連でも。Nick Baker氏はマイクロソフトのハードウェアアーキテクチャチームマネージャーです。要するにPS4におけるサーニー氏に近い立ち位置なのかな?まぁサーニー氏は外部の人ですからBaker氏とは異なる関わり方をしていると思います。
という事でXboxOne発売前にアーキテクチャ関連のインタビュー記事も公開されています。当ブログでは気になる一部分を抜き出しますが、「XboxOneを隅から隅まで知りたい」という人は熟読をオススメします。
さて、色々な面でPS4と比較される運命にあるXboxOneですが、キネクトといった特徴的なデバイスを除けば両者は似通ったコンピュータ機器です。同じAMDのx86系統合チップを使っていますしBlu-rayドライブを搭載しています。それだけにメモリアーキテクチャの違いはXboxOneが発表された5月末頃から「双方の差」として議論の中心でした。
まぁ実際にゲームソフトを開発する側からPS4が採用した「GDDR5メモリ」のメリットを聞いた事はあっても、XboxOneが採用した「ESRAM+DDR3」を賞賛する声はそれ程多くないようです。それもマイクロソフトの自画自賛、もしくは今回の記事同様にEurogamerのいつもの人が書くDigital Foundry絡みの記事ばかりです。
とはいえNick Baker氏も開発期間等を考慮した上での最良の選択である事は認めています。元々キネクト同梱で高コストになる事が判っていたXboxOneとしてはSCEのように本体性能で冒険をする余地は無かったのかも知れません。
まぁ両者のマルチタイトルはこれから数年にわたって比較され続ける事でしょう。その比較する側の傾向が「どちらが劣化している」というスタンスから「どのソフトハウスが同じレベルに合わせているのか?」というものにシフトする可能性はありますが・・・。
私もロンチかどうかはともかくとしてXboxOneを購入するでしょうし、両ハードの体験版等で体験するのも面白そうです。まずはXboxOneの国内発売日を早く発表して欲しいですね。