To fake or not to fake => Uncharted: The Battle of Gravelines pic.twitter.com/UF6UiMd73S

— VGLeaks (@VGLeaks) 2014, 5月 15

という事でE3レジュメらしき紙片が投稿されています。

・「Uncharted The Battle of Gravelines（グラヴリーヌの戦い）」
・新バージョンのPSムーブとプロジェクト モーフィアスをフル活用
・10分のゲームフッテージを公開

「The Battle of Gravelines」ってなんじゃ？と思って調べると、1558年におきた「グラヴリーヌの戦い」という戦争との事。副題どおりならフランスがゲームの舞台って事かもです。

今の時代なら簡単にフェイクが作成可能な紙切れですので信憑性云々といったレベルではありませんが、これらの情報から2点ほど「んー、どうだろ？」と気になる部分があります。

一つはナンバリングが付いていないという点。

据置用「アンチャーテッド」の英題にはナンバリングが付いています（邦題はナンバリング無し）ですので、リーク通りならばスピンオフ作品という事になりそうなんですが、その割には副題が「スピンオフっぽくない」のです。更に、本作は2011年に発売された「アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス」開発チームが手がけているはずですので2014年のホリデーで丸3年になります。今年発売されるにしても来年発売されるにしてもスピンオフの開発期間じゃないと思うのですよね。

そしてもう一つは「新PSムーブ＆プロジェクト モーフィアスをフル活用」という点。

今年1月に正式発表されたVRヘッドセット「プロジェクト モーフィアス」をフル活用するという情報に私は違和感を覚えました。

「SCEのファーストなんだから新デバイス普及に協力するのは当然じゃね？」という見方もあるでしょうが、Naughty DogはSCEのこうした施策にあまり協力的ではない印象だったりします。アンチャ3は3D立体視対応でしたが、ムーブに関しては採用を断ったというインタビュー記事を読んだ記憶があります。モーフィアス＆Move対応のゲームはコントローラ操作とは作り方も異なるでしょうし、3D立体視とは対応の手間が違うはずです。

そのあたりから考えてもPS4初の「アンチャーテッド」でNaughty Dogが目指しているのは「圧倒的な次世代ビジュアル」だと思うのですよね。

これは「プロジェクト モーフィアス」そのものの期待感とは別の話で、今やSCEにとって最も重要なスタジオであるNaughty Dogの看板タイトルをわざわざソニーの新デバイスに対応させる事が多くのゲームファンにとってポジティブな情報なのかどうか？という事なのです。勿論、ミニゲームでモーフィアス＆Move対応ってノリなら話は別ですが・・・。

まぁ色々と書きましたが、個人的には今回のリークはフェイクであって欲しいと思っていたりします。素直に映像だけで驚かせて欲しいですわ。

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