VR/AR市場の予測が話題に









米大手投資銀行のゴールドマン・サックスがVR/AR市場を予測しています。

・普及台数。スマホ等に比べると立ち上がりに時間がかかると予測。VR/AR機器の出荷台数は、最も早い場合で3億台程度、ベースとなる予測で1億台程度、遅い場合は5,000万台程度。


・ハードウェアの市場規模。最も加速した場合で1100億ドル(約13兆円)とテレビの990億ドル(約12兆円)を超える可能性。


・2025年時点での用途。ゲームが最も多く116億ドル、医療等のヘルスケア51億ドル、エンジニアリング47億ドル、ライブイベント41億ドル、映像エンターテイメント32億ドル


・機器の価格。20年程度かけて年5~10%ほど下落していくことを示唆


あくまでも10年後を見据えた予測。価格は勿論手軽になっていくでしょうし、デバイスのスタイルも現在のVR/ARとは大きく異なってくるはずです。VRの第二世代はワイヤレス化や標準のフロントカメラってところでしょうか。

ただ、そういった未来予測を成立させるためにも2016年から順次立ち上がっていくであろう各メーカーのVR/ARプロジェクトが「次のステップ」に進まないと話になりません。Oculus Riftの599ドルも話題になりましたが、第一世代はどうしても価格が高くなりますので台数には期待出来ないでしょうし、ハードメーカーは勿論、特にソフトメーカーは長い目で見守っていただきたいものです。



ゴールドマン・サックス、今後10年でのVR/AR市場の可能性を予測 | MoguraVR