任天堂・宮本茂さん






宮本茂氏、iPhone向け『スーパーマリオラン』は「アプリ内購入なし」や「ポケモンGOを意識」と語る - Engadget Japanese

http://japanese.engadget.com/2016/09/12/iphone-go/

アップルイベントの終了後、宮本茂氏がthe Vergeに語った内容を箇条書きに

・何年にもわたって自社のプラットフォームで、マリオのゲームをプレイしたことがない人たちに向けて、どうやってマリオをシンプルにするかのアイディアを考えてきた

・そうしたアイディアの一つは、家庭用ゲームコンソール向けには単純すぎるので、スマートフォン向けに持ってきた

・みなさんに深くて挑戦的なマリオの体験をプレイしてもらいたい。これ(『スーパーマリオラン』)により我々のプラットフォームに興味を持ってくれる人口が増えるだろう、それこそが私達の主な目的だ

・ポケモンGOはGPSを使用し、カメラやGoogle Mapsとシンクロしている。つまりモバイルのプレイ体験に合わせたソフトウェアだ

・だからマリオもシンプルなゲーム内容/片手で遊べる操作/短いプレイ時間を目指した。そうしてこそ、マリオの面白さがより多くの人々に届けられる

・マリオが永遠に生き続ければ、80年代以降に生まれた人々にとって人生の一部となる。任天堂のハードはかつては「子供が最初に触るインタラクティブな機器」だったが、それは変わりつつある

・現在はスマートフォンが子供が最初にゲームと出会う場であり、だから我々もスマートフォンに参入しようと決意した

・『スーパーマリオラン』は定額サービスでもなく、アプリ内購入もなくしたのは、親が子供に「マリオの入ったiPhone」を安心して渡せるようにするためだ。

・『スーパーマリオラン』はマリオのアクションがすべて楽しめるわけではない。空間を走り回ったり探索したりの3Dマリオは、スマートデバイスではまだまだ難しい。そのタイプのゲームは、今後も自社のプラットフォームで注力していく

子供もスマホ時代だから任天堂もスマホゲームを作るまでは多くの人が予想(期待)したところですが、その後の「任天堂ハードに誘導する」って部分がどうしてもハードルが高い。最終的にはスマホへ完全移行するプランもあるのかもですけど。