ニンテンドースイッチ






「ニンテンドースイッチ」にフォーブスが興味深い記事を掲載。

スイッチにはいくつかの重大な疑問が残る。任天堂は2017年上旬までスイッチに関する発表は行わないと報道されているが、その未来を左右しかねない5つの疑問を下記に列挙する。

1.モバイルは本当に需要があるのか?
スイッチが特定のライフスタイルを送る人々にとって魅力的に映ることは理解できる。バスや電車、飛行機での移動が多い人や、ファミリー世帯では受け入れられるだろう。だが、それ以外の誰がモバイル機能を喜ぶのだろうか。

任天堂はスイッチの宣伝動画で、スイッチを屋上のディナーパーティーで使ったり、バスケットボールの試合後にさらにバスケットボールのゲームに興じるために使うシチュエーションを描いた。しかし、これは説得力に欠けるとしか言えない。「スプラトゥーン」だって6インチの小さなスクリーンよりテレビでプレイしたいだろう。

筆者は自分がスイッチの携帯機能を利用している姿を想像できない。通勤は自動車だし飛行機はほとんど乗らないし、子供もいない。妻がテレビを見ている間にモバイル機能を利用してゲームを楽しむかもしれないが、それはWii Uでも可能だ。

2.バッテリーの持ちは?
3.いくらで売り出すのか?
4.ソフトはどれだけ出るのか?
5.コントローラーは使いやすいのか?

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疑問2~5については元記事をどうぞ。

今回は「1.モバイルは本当に需要があるのか?」に注目したいのですが、日本のゲームファンはこの疑問について「???」かもです。でも、これってPSVitaの時も欧米では同じ意見が出ていました。「小さい画面でゲームしてどうするの?」と。

結局PSVitaは欧米向けのサードが早々に手を引き、ファーストのサポートもほぼ終了していますので、現在は小規模なインディーや国内サードで存続している状況です。

「ニンテンドースイッチ」はまだ全貌を見せていない状態ですが、もし最大の売りが「持ち運べる据え置きハード」に留まるならば、欧米市場には響かない可能性もあります。TV接続も可能ですし、メガヒットを多数抱える任天堂ファーストがサポートしますのでWiiUやPSVitaよりは売れると思いますけど、それも価格次第でしょう。

1月の発表会でどれだけの驚きを与えてくれるのでしょうか?