トランプ氏






トランプ氏当選で相場を分析 業績悪化を招く恐れがある日本企業 - ライブドアニュース



 兜町から不気味な囁きが聞こえてくる。トランプ相場を分析すると、勝ち組と負け組にクッキリ分かれるというのだ。



 勝ち組のひとつは金融だ。トランプは金融業界を厳しく規制する「ドッド・フランク法」の廃止を訴えている。銀行には追い風で、三菱UFJFGは14.8%、三井住友FGは7.1%、みずほFGは4.7%と、メガ3グループは揃って上昇した。

 トランプが主張する同盟国の「自主防衛」の連想から、三菱重工(哨戒ヘリコプター)やIHI(哨戒機用エンジン)など、防衛関連銘柄も大賑わいだ。

「トランプとプーチンの親密関係から、ロシア関連銘柄が爆騰しています。今後は“隠れトランプ銘柄”として、トランプが大好きなカジノ関連も物色される可能性があります」(株式評論家の杉村富生氏)

 一方、“トランプ危機”に直面する企業もある。代表格は自動車メーカーだ。

「偉大なアメリカを取り戻すというトランプは、GMなど米自動車産業の復活に動くでしょう。日本メーカーは米市場から締め出される危険性が高まっています」(市場関係者)
 日産は6.2%、マツダは5.2%下落した。

「悪材料はまだあります。日本の自動車メーカーの多くは、トランプが国境に壁をつくると言い放ったメキシコに工場を持っています。メキシコと関係の深い東レや東洋水産も、株安に見舞われました」(前出の市場関係者)

 IT関連もヤバイ。トランプの経済政策は製造業を中心とするインフラ関連に重点が置かれ、ネット系の新興ビジネスは軽視と伝わる。実際、米アマゾンやアルファベット(グーグルの親会社)などの株価は大幅下落した。日本の楽天やヤフー、スタートトゥデイ(ゾゾタウン)の株価も落ち込んでいる。

 トランプが猛烈に反対するTPP関連のサカタのタネ、井関農機、日本農薬などは当然、危うい。

「中国関連企業への注意も必要です。トランプ氏は、中国を為替操作国と名指しで批判しました。新大統領として、中国との関係をどう築くか。不透明なだけに、中国進出企業の業績悪化を念頭に置いたほうがいいかもしれません」(株式アナリストの黒岩泰氏)

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反応

米国の自動車云々はトランプさんのリップサービスやろ。トランプさん自身アメ車じゃなくロールスロイス乗ってるんでしょ?

米国へ自動車輸出しても因縁付けられリコールだしな同じ車が日本ではリコール無くて米国では有る現実。

心配ない!小泉・安倍に潰された中小企業の数や影響を被った日本人の数に比べれば、可愛いもんだ(笑)

トランプIT軽視なんかい

蓋を開けてみないとなんともだけど、影響は結構ありそうだよね。