米ブラックフライデー





「お得感」乏しい米小売株 NQNニューヨーク 滝口朋史


 25日のダウ工業株30種平均は4日続伸し、連日で最高値を更新した。トランプ次期政権の経済政策で景気回復ペースが速まるとの期待を背景にした買いが続いた。

感謝祭の祝日の翌日で米株式市場は半日取引だった。ほとんどの米小売業の年間収支が黒字に向かうことなどから「ブラックフライデー」と呼ばれ、年末商戦の幕開けとなる日でもある。

 「インターネット販売は記録を更新し、実店舗の客足も良好」。米ディスカウントストア大手ターゲットのブライアン・コーネル最高経営責任者(CEO)は年末商戦に手応えを感じている。もはや主戦場となりつつあるネット販売で、今年からブラックフライデー前日にセールを始め、顧客の取り込みを進めた。

 セール開始から1時間のテレビの販売台数は1分あたり3200台を超えた。米マイクロソフトの「Xbox One(エックスボックスワン)」やソニーの「プレイステーション(PS)4」などのゲーム機も最初の1時間に合計で50万台を販売したという。

 仮想現実を体験できるソニーの「PSVR」などは品切れの恐れがあるという。新たな売れ筋商品に加え、米消費の勢いを支えるのは「お得感」だ。米ウォルマート・ストアーズが感謝祭当日に始めたネット販売では50ドル以上の購入で送料を無料にしている。

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まぁ向こうの人はこの時期に安くなるのが判っているからなぁ。しかも客寄せで限定数割引とかじゃなくて、本気で安い奴が大量に販売されるし。強烈な返品制度もあるから物が売れて当然か。まぁ日本でも返品制度が導入されたら多くのメーカーは潰れると思う(笑)