バイオハザード7






「バイオハザード7」川田Pインタビューより。

――VRはサバイバルホラー向きのテクノロジーですね。いつごろから視野に入れましたか。
川田氏: 『キッチン』の制作後ですね。それ以前からはVRの研究はしていて、ホラーとの相性が良いことが『キッチン』で確認が取れて、そこからフル対応しようということになりました。ソニーさんもすごく協力してくれましたし、うちのスタッフもすごくこだわってVR対応できたのが大きいです。他のメーカーさんだと二の足を踏むようなところも含めて、VRにフル対応できたのが良かったんじゃないかなと思います。怖さという意味では、是非VRで体験していただきたいところだと思っています。

――初めてPS VRで対応した時はかなり実感しました。E3版よりかなりVR酔いが改善されたと聞きましたが、さらに調整を行う予定はありますか。
川田氏: 基本的に今入っているものがFixになります。まだ多くの方が触りきってないかと思いますが、沢山のオプションを設けているので、それぞれに合わせたカスタマイズをしていただきたいと思っています。慣れていないうちは、あまり長時間VRで遊ばない方が良いと思っています。特に今までVRに触れたことがない方は、慎重にプレイしていただくのをおすすめします。最初から全然酔わないよ!っていう方はガンガン遊んでいただきたいなと。

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E3の頃は「VR酔いが酷い」とのレポートもあったので不安を感じていたのですが、先般配信されたVR体験版ではかなり改善されたことが伺えます。少なくとも私は酔わなかった。顔が向いた方向に歩くという仕様が酔い対策として効果的だと思われます。他のソフトメーカーも参考にして欲しいところ。歩くスピードや視点変更のモード変更等が色々と調整できますので「ここまでなら自分は酔わない」というのが確認出来ると思います。

ただ「バイオハザード7」のVRモードには別の問題?もありまして、正直「歩いているだけで怖い」のよね(笑)「俺、こんなにビビリだったか」と不思議に感じるぐらいに怖い。ホラー体験としては素晴らしいけど、ゲームとしてはどうなんだろう?ってぐらいに。お年寄りとか死ぬ人出てくるんじゃないか?と本気で心配してしまうレベル。