エクスペリエンス






「デモンゲイズ」で知られるエクスペリエンスがPS4タイトルを開発中だとか。

――そんな状況を踏まえつつ、2017年はどのような年にしていきたいと思っていますか?
千頭 2017年に向けて、現時点で発表しているのは、さきほどもお話したXbox One用ソフト『黄泉ヲ裂ク華』とプレイステーション Vita用ソフト『死印』があるのですが、2017年はほかのプラットフォーム向けタイトルにも取り組んでいきたいと思っています。

――つまりプレイステーション4向けにタイトルを投入するということですね? それはどのような意図によるものなのですか?
千頭 大型タイトルなどがリリースされて勢いがあると思いますし、開発できるプラットフォームは増やしていきたいと考えています。

――新しいハードへの挑戦ということですね。
千頭 はい。プレイステーション4で、当社がいちばん得意としているダンジョンRPGの新作を作りたいなと思っています。新しいIPで。

――それにしても新しいハードで新しいIPとは攻めますね。それで新しいユーザーさんを取りに行くと?
千頭 メインは、当社のユーザーさんに向けたものです。内容はごりごりのコア向けにしようと思っています。マニアックにいこうかなと。

――コアファンに向けたものですか。
千頭 ここのところ他社さんとごいっしょさせていただいた兼ね合いもあって、新作で当社のファンの皆さんに向けたタイトルを、あまり作ってないんですよ。で、そろそろやらねばいけないだろうということで企画を進めています。新しいハードで取り組む以上は、やはりいちばん強いところで勝負することが必要なのかなと。

安宅 当社はコアなファンに向けたダンジョンRPGをスタート地点として、『円卓の生徒』シリーズや『デモンゲイズ』シリーズなど、新規ユーザーの方も楽しめるタイトルという方向性を向いていきました。とはいえ、ダンジョンRPGのコアユーザーのお客様に応援していただいて大きくなってきたところがありますので、そこを見つめ直していくことは大事だと思っています。これは個人的な思いになってしまうのですが、コアユーザー向けのダンジョンRPGを目指すのであれば、いままでと同じことをしてもおもしろくないので、お客様にちゃんと満足していただけるもので、なおかつワンランクレベルアップしたものを作りたいです。「この前と同じものか」と言われないようなものを目指しています。

――タイトルのリリースは2017年に?
千頭 はい。可能であれば、2017年に出したいなと思っています。

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ちゃんとPS4タイトル作ってたんやね。出すとしてもXboxOne「黄泉ヲ裂ク華」の後発移植だと思っていたので驚き。「Vitaで稼いでXboxOneに投資する宗教家」とか書いてスイマセンでした(笑)