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ポケモン・石原社長がニンテンドースイッチについてコメント。

――3月には任天堂が最新ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を発売する。どんな印象を持っているか。
もう何年も前から開発について知っていて、紆余曲折についても見てきたので、私の中では「やっと発表した」という気持ち。今回から採用した振動による触覚再現機能(ハプティック)を、どう生かしていくかが重要なポイントになるだろう。

スイッチのコントローラには全部で20個近いボタン(方向ボタンやABXYボタン、LRボタンなど)が並んでいて、初めてゲームをする人にとってはハードルが高く感じるかもしれない。それに対して、ハプティックは直感的な表現ができる。たとえば、「敵を叩いてみたら硬かった。強い武器でもっと強くたたこう」といった表現ができるようになる。そういうことができるようになると、ゲームと人との関係が今より少し高次元になる可能性がある。

――ポケモンはスイッチとどう関わっていく?
これまで、ポケモンは完全な携帯ゲーム機向けとして開発してきた。家でのプレーからつなぎ目なく、外で友達とポケモンの交換やバトルをして遊べるのが携帯ゲームのよいところだ。一方、スイッチは「外に持ち出せる家庭用ゲーム機」ということで、携帯機とは少し性質が違う。画面が少し大きくて、スペックも高い。

そのため、ポケモンをスイッチへ出すとしたら、これまで通りのやり方ではいけない。私たちはポケモン本編以外にも、格闘ゲームの『ポッ拳』やダンジョンRPGの『不思議のダンジョン』などの派生タイトルを作っている。それらの中で、スイッチに適合しやすいものから順番に対応していこうと考えている。申し訳ないが、今の時点では「今度これが出ます」と言えない状況だ。

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ファンが求めているのは「ポケットモンスター」本編最新作だと思いますが、この発言だと、まずは派生作品を展開って感じだろうか。3DSとの連動さえしっかり出来るなら今まで通りの売上げはキープ出来ると思いますけど。