プレイステーションVR






今まで一度も公式発表が無かった「プレイステーションVR」の実績が判明しています。

Popularity of Sony’s PlayStation VR Surprises Even the Company - The New York Times

NYタイムズのハウス氏インタビューによると、2月19日時点、ロンチから4ヶ月強で91.5万台。ソニーの内部目標は販売から6ヶ月で100万台で、目標通りに推移している模様。ハウス氏によると、PSVRの供給は4月までには改善され、南米でも販売開始されるとのことです。

国内向け公式リリースも来ました。

PlayStation®VR 世界累計実売台数91万5千台 | PlayStation®.Blog
各社様およびSIEワールドワイド・スタジオ(SIE WWS)では、『エースコンバット7』、『鉄拳7』(株式会社バンダイナムコエンターテインメント)、『ファイナルファンタジーXV』(株式会社スクウェア・エニックス)、『STEEL COMBAT(スティールコンバット)』(株式会社コロプラ)、『グランツーリスモSPORT』、『FARPOINT』、『V!勇者のくせになまいきだR』(SIE WWS)など幅広いジャンルのゲームタイトルや、VRの特性を生かした新しい映像体験をお楽しみいただけるコンテンツまで、220本以上もの魅力的なコンテンツを開発しており、このうち2017年内に100本以上が発売予定です。

昨年末で75万台ぐらいと推測されていた数字通りですかね。ソニー内部の目標もようやく判明し、生産進捗も販売進捗も「想定通り」といったところなんでしょうが、今までその数字を明らかにしなかったのは、ソニーの認識と我々ユーザの認識が大きく食い違っていることを把握していたからでしょう。

先週末2/25の再販も瞬殺でしたので、今までどおり1万~1.5万台程度の供給だったと思われますが、4月以降はどうなりますかね。タイミング的には「ニンテンドースイッチ」が発売される前に供給を整えて欲しかった。

NSWとPSVRは価格も体験内容も全く別で競合しないやろ?という指摘もあるでしょうが、「5万円以下で手に入る面白いガジェット」という枠では競合します。

更に「バイオハザード7」のようなキラーコンテンツ発売以降、国内ゲームファンに強く訴求するVRコンテンツは殆ど残されていません。要するに時間が経てば経つほど需要は減っていく状況です。

NSWの需要がコアな任天堂ファンやハードコレクター中心から次のステップに移る前にPSVRが「いつでも買える」状態に持ち込んでも厳しいかもです。