ニンテンドースイッチ





ニンテンドースイッチの奇襲 「期待値低かった」のが奏功?


任天堂の株価が2017年3月に入って上値を追う展開となっている。3月3日に発売した新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」が売れているためだ。

(中略)

年明け1月13日に発表された価格は、従来の任天堂のゲームより高い設定で、ソニーの「プレイステーション4」(廉価版)に匹敵する。任天堂の株価は2016年末に配信が始まったスマートフォン向けゲーム「スーパーマリオラン」が期待通りの人気とはならなかったことから軟調だったが、それに拍車をかけることになった。

というわけで、期待値が低かったことが足元の株価には好影響を与えたようだ。

ゲーム情報誌「ファミ通」は3月7日、スイッチの発売後3日間の国内販売台数(推定)が33万台を超えたと発表した。「Wii U」は発売後2日間で31万台を販売しており、同程度の勢いとみられている。現象面としても3月3日の発売初日には各地の量販店で行列ができており、人気は底堅そうだ。欧米市場でも国内同様、もしくはそれを上回るヒットのようだ。任天堂はスイッチを3月末までに世界で200万台出荷する計画だが、意外に盛り上がる人気のため予約を打ち切る小売店が続出しており、増産も検討している。株価は発売前日の3月2日(終値)2万2875円から、3月13日(同)には2万5000円へと、7営業日で9.3%も上昇した。

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あくまでも株価の話。投資家の期待は今ひとつだったけど、WSJが「生産計画を増産」と報じてから一気に株価が上がりました。

任天堂「スイッチ」、17年度の生産計画を倍増 需要好調で - WSJ
 関係者によると、任天堂と契約する生産会社は現在、18年3月期のスイッチ生産計画を1600万台以上としており、当初計画の800万台から引き上げた。これは在庫を考慮した場合でも、任天堂が18年3月期のスイッチ販売台数を1000万台超と見込んでいることになると関係者は話している。大方のアナリストが予想する販売台数はこれよりも少ない。

 任天堂の広報担当者からコメントは得られなかった。

まぁ投資家はお金が動きそうなところに群がりますので、「Wii並に売れそう」と報じられれば反応しますよね。

スイッチに関してはゼルダ人気でスタートダッシュに成功、次の弾に注目が集まります。国内ではやはり「モンスターハンター」新作の動向次第でしょう。発表が早ければ国内市場を早々に支配する可能性もあります。