ニンテンドースイッチ





【Nintendo Switchに学ぶ】既存市場で成功する発想法 - 酒井威津善 (1/2)


先日発売されたばかりのNintendo Switchが当初計画の200万台(3月末)を達成し、同社史上最大の販売数を誇ったWiiの記録を塗り替えそうな勢いだ。一時期の不調を雲散霧消させるように彗星のごとく現れた異端のハードウェア。こうした商品はいったいどうすれば生み出すことができるのか。

(中略)

任天堂はスーパーファミコン以降、ライバルのプレイステーションの登場によって、ファミコン時代の横綱相撲が封じられている。ハイスペック路線を歩むソニーを力任せに土俵際へ押し出そうと展開したNintendo64の顛末がそれを物語る。

「力」ではなく、「技」で戦うしかない。こうした背景から生まれたのがあのWiiだ。ゲームをしない人、ゲーム自体を否定的に見ている人に向け、ゲーム機=1人で遊ぶものという旧来のイメージと一線を画し、「家族で、多人数で遊ぶ」というコンセプトを据え、世界販売台数1億という途方もない成果を叩き出した。

今回のSwitchも同様だ。これまで分かれていた「家庭用と携帯型との間を埋める」という新たなスタンスで既存市場という戦場に臨み、好調なロケットスタートを切った。

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何度も書いているかもだけど、任天堂ファンがWiiUの反動で購入しているので、日本では400万台、ワールドワイドでは1300万台までの到達は早いと思う。私が興味を持っているのはそれ以降の伸び。日本の場合はモンハンが発表されたら実質3DS後継のような圧勝ハードの流れになりそうだけど、ワールドワイドは不透明。

この手の「ニンテンドースイッチ賞賛」の記事は残しておきたい。1年後あたりに読み返すと色々と面白いかもしれない。