スクウェア・エニックス






スクエニ・松田社長の最新インタビューより幾つか。

FFXV最速600万本 スクエニ、ヒット生む世界同時発売 - 日経トレンディネット
・今回の『FFXV』は家庭用ゲーム機向けに販売しているので、各地域ともプラットフォーム(「PlayStation 4」「Xbox One」)の普及台数に合わせた動きになっています。パッケージ販売とダウンロード販売という切り分け方をしてみると、北米市場では2割超がダウンロード販売でした。これは他の地域より高い割合ですね。この2年ぐらいでダウンロード販売の比率が高まっていて、欧米市場では半分くらいになっているタイトルもあるそうです。

・マーケティングの側面からも世界同時発売は重要です。ゲームユーザーの皆さんは最新のゲームをいち早く遊びたいとお考えでしょうから、地域によって時間差を設けることは望ましくありません。例えば、あるタイトルを日本で先行販売すると、海外のユーザーさんが途端に興味をなくすことが間々あるんですよね。「もう発売済みで、ずいぶん前に出した古いタイトルでしょ」というレッテルを貼って興味を失ってしまうんです。地域によって発売時期の差を作らないことは大事なのです。特にストーリーを重視するようなRPGやアクションアドベンチャーなどは、世界で同時に発売しないと売れ行きは厳しいですよね。

・Switchに強い興味を持っているクリエイターは、どういう遊びができるか挑戦したいと意気込んでいます。プラットフォームが増えるということは、コンテンツメーカーにとってはいいことです。Switchにはぜひ成功してもらいたいです。新規タイトルの開発はもちろん、既存のゲームタイトルでも可能なものはどんどん移植したいと考えています。

任天堂さんはいろいろな遊びを提案されます。Switchの特性を生かして「えっ?」と驚くような遊び方を提供する会社はほかにもあるかもしれませんね。ただ、われわれにはわれわれのやり方がありますから、Switchの機能を生かした自分たちが得意なゲームを作っていきます。

FF15で世界同時発売の重要性は感じましたね。もし日本を先行して発売していたら、恐らく海外の売上は数割減っていたでしょう。ネガティブな意見が一番出やすいのも日本ですし。

そいや、サムネ画像で思い出したけど、松田社長と戦えるFF15コンテンツってどうなったんだろ。今後のアプデで追加されるのかな。