2016年ゲーム市場






電撃オンラインが2016年のゲーム市場をまとめています。

電撃 - 【週間ソフト販売ランキング TOP50】3DS『MHXX』6.5万本で4週連続1位(4月3日~9日)
今週は2016年度の市場動向についてにまとめてみた。まず2016年度のゲーム市場は、前年度に比べハードが1.4%増の1,398億円、ソフトが横バイ(0.0%増)の1,961億円、全体では0.6%増の3,359億円と、ほぼ同規模で推移したが、その市場構成は大きく変化した。

 機種別で見ると、PS4は56.4%増の1,392億円と大きな伸びを示し、前年度26.7%だったシェアを41.4%まで伸ばした。逆に、これまで市場の牽引役だった3DSは12.0%減の1,080億円に縮小。シェアは36.8%から32.2%(2DSを含むと33.4%)に下降した。

 この他PS Vitaは15.1%から11.2%、Wii Uは14.8%から4.6%に縮小。Swichは216億円、6.4%のシェアを獲得したが、Wii Uの落ち込みをカバーするにはいたらなかった。

 その結果、据置機と携帯機の比率は、据置機48.2%:携帯機51.8%だったものが、据置機55.5%:携帯機44.5%となり、据置機が逆転。また、SIEと任天堂の比率は、SIE48.1%:任天堂51.5%だったものが、SIE55.4%:任天堂44.4%となり、SIEが逆転した。

 SIE(PS4)主導で動いた2016年度のゲーム市場だが、Swichの登場によって今の市場構成が今後どう変化していくか注目したい。

2016年度は据置が復権。携帯ハードが衰退しただけのような気もしますが、ハード全体では伸びてるからまぁ。相対的にも絶対的にもPS4好調が目立った1年という感じでしたが、2017年度は「ニンテンドースイッチ」が大きく伸びるでしょう。PS4が好調をキープするのか、スイッチに需要を完全に奪われるのか?に注目したい。