売れるゲーム、売れないゲーム






電撃オンラインが興味深い検証記事

電撃 - 【週間ソフト販売ランキング TOP50】3DS『MHXX』5週連続1位。累計販売数が150万本目前に(4月10日~16日)
今週は2016年度のゲーム市場を振り返り、ソフトの販売格差についてまとめてみた。コンシューマー市場はここ数年、基本無料で遊べるアプリゲームの台頭によって“売れるソフト”と“売れないソフト”の販売格差が広がっていたが、2016年度はその傾向がさらに強まっている。

 上位500作品市場における販売本数別タイトル数の推移を見ると、まずミリオンタイトルの数は4本で前年度と同じ。また、50万本以上100万本未満のタイトル数も前年度の5本に対して4本と大きな変化はない。

 しかし、3万本以上5万本未満のタイトルは73本から43本に大きく減少。かわって3万本未満のタイトルが309本から333本、全体の66%まで上昇している。

 さらに、3万本未満のタイトルを1万本以上と未満に細分化すると、1万本未満のタイトルは2014年度に87本だったものが、2015年度は114本、そして2016年度は149本まで増加。実に全体の約3割のタイトルは1万本に達していない状況だ。

定番の人気タイトルは辛うじてキープしているものの、それでもセールス自体は落ち気味。そして1作目が勢いで売れても2作目は・・・というパターンも多い。新規IPが10万本以上売れることは極々稀。

結局「良いゲームを作り、適切なタイミングで販売し、効果的なプロモーションを行う」ぐらいしか方法は無いのかもですけど、家庭用市場の縮小を止める方法は無さそうだよね・・。