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さらば楽天市場... 通販サイト、自前で勝負


 「楽天市場店はサービスを終了しました」。2月20日、楽天のサイト内に、こんなページが公開された。もともとはメガネのオンデーズ(東京・品川)のショップがあった場所だ。同社に問い合わせると、自社のECサイトを強化し、そこに一本化したという。

 撤退の理由は「方向性の違い」と明石拡士執行役員。「楽天市場で目立つためには商品の値段を下げるか、派手なデザインにしないといけない」。自社のブランドへのこだわりが、楽天では表現できないと判断した。

 オンデーズの公式通販サイトをのぞくと、白を基調にしたすっきりした印象。トップ画面の下部には、ファンが同社の商品を撮影し「#owndays」などとタグ付けして、動画共有サービスのインスタグラムに投稿した写真が並ぶ。外部サイトへのリンクが規約で禁止された楽天ではできない見せ方だ。



 こんな動きはオンデーズだけではない。あるブログでは、楽天市場を退店したショップをまとめている。その数は今年に入って約160。出店料を無料にして店舗数が急増したヤフーショッピングも「事実上、休眠しているショップが多いのでは」とささやかれる。

 背景には、ECモールの使い勝手への不満がある。例えば、購入者に送るメール。大手モールでは1日に送れる上限数が決まっていたり、追加の費用がかかったりする。もともとは消費者が大量のメールを受け取らないようにするためのモール側の配慮だ。ただ、ある小売店の担当者は「自由にメールを送れるなら、使い方を解説したり別の商品を薦めたりできるのに」と残念がる。

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反応

最近Amazonばかり利用してるなあ

バナーばかりで重いのをなんとかして欲しい

ある程度ショップにブランド力無いと独自じゃキツイけどな

まぁ買う側も値段ぐらいでしか判断していないからなぁ。楽天も「送料無料の購入金額」は判りやすく表記して欲しいですわ。