ジャパンスタジオ





【IGN First】JAPANスタジオが注目を浴びる理由に迫る - Sony PlayStation


IGNは最近、JAPANスタジオを訪ね、吉田修平氏(ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ プレジデント)並びにアラン・ベッカー氏(同シニアバイスプレジデント)と会い、スタジオの哲学と、他のPlayStation作品開発社との違いについて話を聞いた。

(中略)

吉田修平氏:
「しかしながら、近年日本での家庭用ゲームソフト開発は本当に、本当に難しいのです。現在の日本の家庭用ゲーム市場は、欧米のそれと比較して相対的にかなり小さい一方で、家庭用ゲーム機開発の規模はずっと大きく成長しました。過去、私たちを含む日本のパブリッシャーは、まず日本のユーザーさん向けにゲームを開発し、その後で欧米の支社がいくつかピックアップしていて、それが非常にうまくいっていました。ですが最近は、規模の違いの影響で、PS4世代の家庭用ゲームソフト開発に以前より大きな投資が必要になっています」

(中略)

ベッカー氏:
JAPANスタジオはその文化を守りクリエーター主導のゲーム制作を続けることに成功した一方、他のスタジオと比較して新しいツールの導入には遅れ気味だったと言う。「JAPANスタジオは才能に溢れていますが、なぜかテクノロジーの面ではPS2、PS3時代から既に遅れをとっていたように思います。JAPANスタジオの制作タイトル数はさほど多くありませんでしたから、PS4では、テクノロジー面の再構築に力を入れています」

ベッカー氏は特定のプロジェクト名を挙げなかったものの、新しいテクノロジーを用いた数多くのゲームについて示唆した。「これ以上詳細をお伝えするのは控えますが、『GRAVITY DAZE 2』や『人喰いの大鷲トリコ』の完成で、JAPANスタジオは大きな偉業を達成しました。そしてやっと、新しい事を始められるような気がしています。」ベッカー氏はこう続ける。「『KNACK 2』の完成も近づき、スタジオ内のチームに時間ができましたので、いくつか新作に取り掛かろうと思っているところです」

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長期開発だった「人喰いの大鷲トリコ」や外山氏率いる「グラビティデイズ2」が2017年度に発売。そして8月には「みんなのゴルフ」、9月には「ナック2」、秋には「グランツーリスモ スポーツ」も発売されます。これで現在発表されているジャパンスタジオタイトルは出揃った事になるのかな。

確実にプロジェクトが進んでいそうなのは外山さんのチームか。あとは「トリコ」の実働チームと「ナック2」チームでもう1本ぐらいか。まさか「ナック3」は作らないよね?まだ2発売前だけど(笑)