今年の夏商戦





電撃 - 【週間ソフト販売ランキング TOP50】PS4『ガンダムバーサス』が12.3万本で1位(7月3日~9日)


いよいよ2017年の夏商戦がスタートしたが、昨年2016年の夏商戦はハードが24.1%減の142億円、ソフトが21.1%減の250億円と両市場ともに大きく縮小。その結果、全体では22.2%減の392億円と400億円を割り込む非常に厳しい環境だった。

 ちなみに過去10年の夏商戦を振り返ると、ピークだった2007年の市場規模は1,134億円。夏商戦の市場はこの10年間で3分の1近くまで縮小している。

 ただ今年2017年は7月29日に発売予定のPS4/3DS用ソフト『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』を筆頭に、Nintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン2』やPS4用ソフト『NEW みんなのGOLF』など、有力タイトルが例年になく充実している。

 仮に『ドラクエXI』が、400万本超ヒットを記録した前作のDS用ソフト『ドラクエIX』と同じような販売推移を辿った場合、その市場規模は約260億円(『IX』の発売5週間の販売実績350万本をPS4と3DSで2分すると仮定)となり、『ドラクエ』1本で昨年2016年のソフト市場規模250億円を上回る計算になる。

 さらに、ハード市場ではNintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン2』の発売でNintendo Switchの販売増が期待できることから、昨年2016年の市場規模を大きく上回ることは間違いないと思われるが、今夏商戦の市場がどこまで拡大するか気になるところだ。

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今年は良いとして、来年の落ち込みが酷い事になりそう。過去最低水準だった2016年をも下回りそうな予感。日本の家庭用ゲーム市場としては今年が最後の大盛り上がりかもね。