洋ゲー
SFアクションRPG「The Surge(サージ)」 まさかの日本発売決定!
先般「The Surge(サージ)」日本語PS4版を発表したインターグローが「XboxOne版発売無し」について説明しています。
「採算が取れない」というのは他メーカーからも聞きますが、今回は更に突っ込んだ話に。
とのXboxOneユーザからの質問に対し
翻訳データの使い回しで簡単にローカライズとはいかない事情を説明しています。それなりにコストも手間もかかる模様。
勿論、そのコストを回収できるだけXboxOne版が売れれば問題は無いのでしょうが、今までのPS4マルチ同発の実績等を鑑みると腰が引けてしまうのも仕方ないのかも知れません。
SFアクションRPG「The Surge(サージ)」 まさかの日本発売決定!
先般「The Surge(サージ)」日本語PS4版を発表したインターグローが「XboxOne版発売無し」について説明しています。
我々にも開発者にも日本のXboxユーザーに届けたいという気持ちはあるのですが、XboxOne版の日本語ローカライズをすると弊社も開発会社も制作費用の採算が取れないのが現状で、そのような経営判断は下せません。新型機の日本市場投入によってこの状況が改善されることを切に願っております。
— インターグロー (@intergrow) 2017年7月20日
「採算が取れない」というのは他メーカーからも聞きますが、今回は更に突っ込んだ話に。
PS4版のローカライズデータがあればローカライズする手間が省けて、xboxone版も簡単に・・・とはいかない物なんでしょうか?XBOXユーザーとしては、他機種版より値段が高くなったり、高値で有料DLCとなってでも欲しいと思うタイトルがあるので気になります。
とのXboxOneユーザからの質問に対し
ハードの論争になるのであまり踏み込みたくないのですが、まず値段については、まったく同じ製品の場合には機種間で差をつけるわけにはいきません。ハードありきのゲーム業界ですからね。そこで商売をやらせてもらう以上は、各プラットフォームの顔を立てる必要があります。
翻訳ファイルだけなら使いまわしはできるのですが、ゲームのローカライズとはそれだけではなく、各プラットフォームごとに規定があり、厳粛な審査が行われています。 日本/アジアリージョン独自の規定もあるので、海外版で通過しているローカライズ製品でも再度審査に通過させる必要があります。
それらを通過できるといわゆるマスターアップと呼ばれるわけですが、規定は単一ではないので、必ず各プラットフォームごとにフルデバッグが必要になり、マルチプラットフォームで展開すればするほどそのデバッグコストは倍になっていく感じです。
また、各プラットフォームごとの審査のほかに、CEROの審査もあります。 こちらもプラットフォームが増えるごとに審査料が増していくので、単純に翻訳ファイルを使い回せばコスト0にできるというわけではないのです
翻訳データの使い回しで簡単にローカライズとはいかない事情を説明しています。それなりにコストも手間もかかる模様。
勿論、そのコストを回収できるだけXboxOne版が売れれば問題は無いのでしょうが、今までのPS4マルチ同発の実績等を鑑みると腰が引けてしまうのも仕方ないのかも知れません。