平均寿命と健康寿命





2016年健康寿命は延びたが、平均寿命との差は縮まっていない~2016年試算における平均寿命と健康寿命の差:基礎研レター | ニッセイ基礎研究所


7月27日に厚生労働省から「2016年簡易生命表」が公表され、平均寿命が男性80.98年、女性87.14年と、いずれも過去最高を更新したことがわかった。

しかし、このことを不安に感じる人の方が多いようだ。平均寿命が延びても、「健康で生きられる期間」が延びなくては、有難味がないというものだ。「健康で生きられる期間」も延びているのだろうか。

本稿では、「2016年簡易生命表」を使った「2016年健康寿命」の概算結果を紹介する。正式な数値は、厚生労働省からの公表を待たれたい。

(中略)

直近の健康寿命としては、2013年時点のものが公表されており、男性が71.19年、女性が74.21年だった。

2016年時点の健康寿命を、今回公表された「2016年簡易生命表」と、6月下旬に厚生労働省から公表された「2016年国民生活基礎調査」の結果を使って、2013年の算出方法に倣って、筆者が計算してみたところ、男性が72.14年、女性が74.79年となった(*2)。したがって、健康寿命はこの3年間で男性が+0.95年、女性が+0.58年延びたことになる。

この間の平均寿命の延びは、男性が+0.77年、女性が+0.53年なので(*3)、3年間の健康寿命の延びは、男女とも同じ期間の平均寿命の延びをわずかに上回っている。

しかし、健康寿命と平均寿命の差、すなわち、健康上の問題で日常生活に影響がある期間は、男性が8.84年、女性が12.35年と、2010年以降やや改善しているが、依然として長い。

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反応

平均寿命と健康寿命の差が10年以上もあるのか。本人も家族も辛いな。

森永卓郎氏はたばこバカバカすって、早く死ぬのがお国の為…だそうです。喫煙者は勝手にしてくれ。

そうだね。無駄な延命はやめて平均寿命を縮めるべきだね

あと何年美味しい日本酒が飲めるかなぁ

むしろ平均寿命は下がるぐらいが理想的なのかもしれない。何歳で死ぬにしても、ピンピンコロリを目指したい。