奇声





【子育て心理学】「子どもが奇声をあげる」親はどう対処すべき? - It Mama(イットママ)


子どもは、突然、キーッとか、キャーッと奇声をあげたり、ワ―ッと大声を出したりすることがあります。こういった場合どう対処していくのが望ましいのか、子育て心理学でママの育児相談を行っている筆者が、自身のカウンセリング経験や心理学の諸理論をもとにご説明します。

奇声をあげるきっかけは様々?代表例5つ
(1)心の中の怒りやフラストレーションを吐き出すとき
(2)他者の注意を引きたいとき
(3)自分の要求を通したいとき
(4)興奮状態のとき
(5)友だちと気持ちの盛り上がりをシェアしたいとき

奇声の対処法、ママが心がけたいことは?
上記の理由の中を見ると明らかですが、心のわだかまりのはけ口として、使われやすい奇声。とくに、1、2、3の状態は、子どもが負の状態になっている心を何とかしたくて、奇声を発しています。

その勢いの中、ママがいくら、「しーっ! 静かにしなさい」と言っても、残念ながら効果は見られないことがほとんど。

それ以外の作戦も立てる必要があります。

アメリカの心理学者であるバリッシュ博士も著書の中で触れていますが、子どもの問題行動を改善したいとき、それだけを見てしまうと、なかなか問題解決には至りません(※1)。

つまり、今回のテーマ「奇声」も、子どもの奇声を1回でストップする方法を探すと、行き詰ってしまうというわけです。

なぜなら、そのような”魔法”は存在しないからです。それに至った原因を1つ1つ解消していく地道な努力があってこそ、奇声解消につながるのです。

上記の1、2、3の状態は、以下のようなことが考えられます。

・心の中に怒りやフラストレーションがある
・ママやパパの注意を引きたい
・自分の要求を通したい

この子の心は、「ママ、ボクのことをもっと見て」「もっと話を聞いて」「もっとかまって」という気持ちでいっぱいになっていることが分かります。

その欲求を満たしてあげること、これがまず何よりも先に手をつけたい“作戦”です。

例えば、

・まだおしゃべりが上手ではないけれど、真剣に言おうとしていることをくみ取ろうとする
・子どもがやりたい遊びにとことん付き合ってあげる時間を作る
・ギュッとハグをしたり、頭をなでたりと、分かりやすいスキンシップを増やす

このような、奇声とは真逆にある状態のときに、その子の気持ちを十分に満たしておくことが、結果的に奇声に至らない心の状態を作ります。

今回ご紹介した“外堀をしっかり固めるアプローチ”と並行し、外出時や外食時などは、スパッとその場を去る勇気も必要です。

「今度大声出したら、帰るからね」と注意しても、もし子どもが「そうは言ってもママは絶対に帰らない」と知っていれば、奇声を続けてしまいがちです。

潔くその場を去り、「ママは言ったことは守る人だ」と子どもが理解すると、「静かにしなさい」という言葉が伝わりやすくなりますよ。

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反応

病院に連れて行ってあげて

人混みに行くのがわかっているなら事前によく行って聞かせる。静かにしないといけない理由も添えて。んで、それができないならこうする、とも伝える

楽しんでキーキー言ってる子もいるよ!そう言う子は叱るしかないけど親はいつもの事なのか慣れっこで気にしてない。ほんと迷惑。ちゃんと躾けろ!

とりあえず、別の場所に連れて行けと思ってしまいがちな部外者だけど、自分が子どもの頃はどうだったろうなぁ。不自然なぐらいに物静かな子どもだった記憶しかない。