タバコ値上げ





タバコの値上げで乳児の死亡率が減少する?海外の研究者が示唆 - ライブドアニュース


海外に目を転じれば、タバコの値上げに伴なって「乳児の死亡率」が減少している可能性が高いとされる最新の知見が公表され、耳目を集めている。

 話題の研究報告は、英インペリアル・カレッジ・ロンドンのFilippos Filippidis氏らによる、興味深い示唆だ(『JAMA Pediatrics』9月18日オンライン版に掲載)。

 今回の研究は、2004~2014年にわたる欧州各国(EU加盟の23カ国)のデータに基づいて実施されたもので、10年間のタバコの値上げ実態と乳児の死亡率の推移を比較検証した。

 まずは上記の期間中、「出生1000人あたりの死亡率が4.4人から3.5人へと減少」している事実がデータ上から読み取れた。さらに「タバコ1箱あたりの平均価格が1ユーロ(約132円)上昇するごとに、値上げされた同年の乳児死亡率が1000人あたりでマイナス0.23人、その翌年もマイナス0.16人と減少傾向」が認められた。

 しかし、単純に「タバコの値上げ=乳幼児の死亡率減」といいことづくめでリンクしないのが、<健康に良くないのに国が販売を許可している>この嗜好品のなんとも厄介な部分である。事実、今回の研究でも次のような皮肉な現象が明らかになった。

 それは「その国で最も安価なタバコ製品の価格と、すべてのタバコ製品の平均価格(中央値)の差額が、拡大すればするほど、乳幼児死亡率はむしろ上昇傾向をみせる」という共通項だ。

 つまり、折々の値上げに伴い、経済的に追いつけない(それでも止められない)愛煙層が、最安価ブランドへ一極集中しているというわけだろう。


販売中止に出来ない大人の事情を考慮すると、唯一の解決方法は全タバコの値上げぐらいしか無さそう。全ての銘柄を1箱1000円以上にすれば若年層のタバコデビューも抑制できる。