セブンイレブン





セブンイレブン社長「24時間営業は絶対続ける」:日経ビジネスオンライン

全国に1万9887店を展開し、コンビニエンスストアという業態を日本に根付かせた最大手、セブン-イレブン・ジャパン。古屋一樹社長に加盟店に対する支援策についての考え方や、24時間営業、今後の出店計画などについて聞いた。

24時間営業についてのお考えは。外食産業では見直しの動きも出ています。
古屋:セブンイレブンとして、24時間営業は絶対的に続けるべきと考えています。社内で見直しを議論したことはありませんし、加盟店からもそんな声は全く出ていないですね。

 まず売り上げに響きます。店を閉じている時間だけじゃなくて、開けている時間の売り上げも落ちるんです。コンビニ店舗の売り上げのピークは、夜はだいたい午後7時から10時くらいです。午後11時に閉店するとなったら、夜には棚から商品がなくなります。そのまま置いていたら深夜は何も売れないのが分かっていますから、商品の発注をしぼるんです。

 確かに深夜帯はお客が少なくて、売り上げも大きくありません。けれど、もし午前7時 午後11時の営業にしたら、深夜ぶんの売り上げ以上に、昼の売り上げが落ちるんです。全体で3割は減収になると思います。

 店舗オペレーション上の問題もあります。30年ほど前、私の担当していた神奈川県で20軒ほど、深夜営業をやめたお店がありました。ところが「作業が回らない」といって、すぐ自分から24時間営業に戻したのです。コンビニってお客の少ない深夜は品出しや陳列棚を整える作業をしているんです。

シャッターを下ろしたうえで、店員は店内作業に集中させるという考え方はないのですか。
古屋:だって店が何のために営業しているかといったら、やっぱりお客様に利便性を提供するためですから。ライフスタイルが多様になり、いろいろな時間にいろいろな人が動いています。24時間営業の見直しというのは、我々、基本的には議論もしたことがないですね。

チェーン本部はそういう考えでも、加盟店は違う見方をしているのでは。
古屋:いやいや。

相談したいんですけど…みたいな声もないのですか。
古屋:それは1万人を超えるオーナーさんがいますので、一部はあるかもしれないですよ。ただ、それは声としては全く出ていないですね。

「深夜営業は人件費も高くて辛いので、閉めたいんですけど」は。
古屋:基本的にないですね。

反応

人が集まらずに休むことができず過労死なんかで大きなニュースにならない限り本部にはわからないよと知り合いのオーナーが言ってたけどこの社長のインタビューを読んでなるほどそういう感じなのか…

言い切っている感、すごい

なんとも強気な姿勢

わしゃ-ちょーっと考え直してみてもええと思うで

すげー強さを感じる。このあたり凡人の俺とかは「おいおい言い切って大丈夫かよ・・」とか思っちゃうけど、優秀(誠実かどうかは別)なビジネスマンは言い切るし言葉が強い。迷わない、本当に即答なんよね。あとで見直したとしても堂々としているし、それぐらいメンタル強くないとやっていけないって事。