満員電車
最初から難しいの分かってて言ってる感もあるけど、それなら「混雑時間帯以外を安くする」ぐらいのハッタリの方が好印象だったのでは(笑)
小池知事の任期は残り約2年8ヶ月。「満員電車ゼロ」公約はどこまで達成できるか?
※都議会議員(北区選出)のおときた駿さん
「時差ビズ」
満員電車ゼロを都知事選公約に掲げた小池知事ですが、具体的に着手しているのは「時差ビズ」というキャンペーン。結論から言えば、この「時差ビズ」だけで満員電車を解消に向かわせることは極めて難しいと思います。
要因は様々ありますが、小泉純一郎氏を始めとするインフルエンサーが次々にネクタイを外した姿を実践し、社会にインパクトを与えたクールビズに比べ、姿が「見せられない」時差ビズを社会現象にすることは困難です。
実際、小池知事は電車通勤してないですしね…。
次の一手は?
私が次の一手として行うべきだと考えているのが、「時間帯別料金の導入」。仕組みは単純で、通勤時間のピークなど利用者が多い時間帯の運賃を上げるだけ。需要に合わせて料金を調整するわけですね。
・例えば現在の通勤ラッシュ時間帯となっている7時半~9時の料金を2倍にすれば、相当な数の人がその時間を避けて通勤するようになります。一方で、料金にこだわらずに利用する人も一定数は必ず残りますから、乗車数は分散します。
従業員の交通費を負担する企業としても、固定費を安くするために「安い時間に通勤するように」という方針を打ち出すところが出てくると思います。
現在の時差ビズ啓発キャンペーンには中小企業の参加が鈍い問題点が指摘されていますが、従業員の交通費などは中小企業にとってインパクトが大きいですから、業界全体が変わるきっかけになる可能性もあります。
満員電車の解消は、東京の一大テーマです。シンガポールやイギリスでは、時間帯別に料金を変えるシステムを導入することで、需要と供給のバランスを取り、満員電車の解消に努めています。ちなみに、シンガポールは、朝7:30までは電車賃無料(!)です。
— 鈴木 邦和(東京都議会議員) (@kunikazu_suzuki) 2017年8月21日
鈴木都議が指摘するように、すでにイギリスやシンガポールなどで実践されています。
まずは都が所管する都営地下鉄からこの「時間帯別料金」の社会実験をスタートし、2020年東京五輪を迎える準備を早急に整えるべきではないでしょうか。
反応
環七、もしくは環八にモノレールを走らせれば、かなり混雑は緩和されると思う。
最悪、電車料金のせいで無理に早く出社しなければならず過労を加速し兼ねない。それよりシルバーパスの利用時間制限をすれば良いのでは?
満員電車の解消が困難であるという指摘には同意するけど、提案している改善策(?)がアレだなぁ
時間帯別料金って、国交省マターだよね。特区制度とか使うんでもなければ出来ないし、鉄道事業者はシステム変更しないといけないから、費用もかかる
最初から難しいの分かってて言ってる感もあるけど、それなら「混雑時間帯以外を安くする」ぐらいのハッタリの方が好印象だったのでは(笑)