ゆうパック





「ゆうパック」年末危機 ヤマト値上げで殺到  :日本経済新聞

 「ゴルフバッグの送料は往復で820円上がった。嫁に怒られる」。ヤマト運輸や佐川急便が10~11月に相次ぎ実施した宅配便値上げが家計を直撃している。その分、来年3月まで料金をすえ置いている日本郵便「ゆうパック」に日本中の荷物がシフトしている。だが日本郵便も喜んではいられない。



 10月1日、ヤマトは個人向け運賃の定価となる基本料金を引き上げた。佐川も11月21日に値上げを実施。日本郵便も追随するが、値上げ時期は来年3月1日とした。

 個人向けの値上げはヤマトが消費増税時をのぞいて27年ぶり、佐川が13年ぶりなのに対し、日本郵便は2015年に値上げしたばかり。日本郵便だけが年越しとなったのはこうした背景もあるが、「大手3社の中では最下位の日本郵便が、先行2社の動向を見極めた」とも言われている。16年度のシェアはヤマト47%、佐川31%、日本郵便16%で、一気に追い上げるチャンスだ。

 いずれにせよ、年末の繁忙期に1社のみ運賃をすえ置いたゆうパックに、日本中の荷物がシフトしている。個人向けだけではない。実は宅配便の総量のうち、個人向けが占めるのは1割に満たない。9割を超えるのが、アマゾンジャパン(東京・目黒)などに代表される大口顧客向けだ。

(中略)

 すでにツイッターでは、「昨日届くはずのゆうパックがまだ来ない」「午前中を指定したのに届かないから外出できない」といったクレームが目立つようになってきた。クリスマスと歳暮が重なる22~24日、お節の配送が集中する30~31日も負荷が高まる。

 危機は日本郵便だけではない。宅配大手の従業員は「現場は既にパンク寸前で体力は限界。年末の状況は想像したくもない」とうなだれる。もともと宅配会社は荷主に比べて立場が弱く、低価格で高品質なサービスを競ってきたが、人手不足で立場が逆転した。それに乗じた値上げに加え、大規模な混乱を起こそうものなら、これまで築いてきた信頼は崩れる。

反応

ゆうパックに頼むとかやるなぁ・・・繁忙期は荷物の扱い雑になるのに

佐川のラベルの横にゆうパックのラベル貼ってあるのを郵便局が配達してきた。佐川に拒否られたのか。

Amazonがゆうメールに詰め込んでくるようになった

ゴミの押し付け合いだな。いよいよ西濃の出番だ。

ゆうパックだけ越年したのが吉と出るか凶と出るか。Amazonも積極的に日本郵便使っているからなぁ。