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「干渉しない家族がいい」10年で1割増加 一方、親子関係は「子どもと友達のように接したいが、接する時間が取れない」 | キャリコネニュース

花王は12月12日、「生活者の暮らしに関わる意識と行動」の結果を発表した。調査は2006~16年の10年間で7回実施し、首都圏在住の20~60歳既婚者男女のべ1万126人から回答を得た。



「家族とのコミュニケーションは良好」という回答は10年間、男女ともに約8割で推移している。これもリーマンショック後に一旦下がるが、その後は上昇傾向にある。

今回の調査では、家族や子どもとの関係を見ると、特に20~30代の若年では「休日は家族で出かけることが多い」が約8割と高かった。40代も5割で、家族との時間を大事にしていることがわかった。

その一方で、家族同士の距離感が変わって来ていることも分かった。「お互い干渉しない家族がいい」という人は2016年で男性59%、女性63%。震災以降増加しており、この10年で男女ともに10ポイント増加している。
また「家族のことも大切だが、まず自分のことを優先的に考えたい」(男性43%、女性46%)もこの10年で男性は5ポイント、女性は9ポイント上昇している。

さらに同じ部屋にいながら「家族が別のことをしていても気にならない」の回答が、年代を問わず8割以上となっている。「家族が同じ部屋で過ごしているとき、スマホを見たりゲームをしていることがある」も20代で男性83%、女性81%、30代で男性70%、女性76%となっている。

子どもとの関係を聞くと、「子どもとは友達のような立場で接していきたい」が男女ともに4割を超える。しかし、「子どもとの会話の時間が中々持てない」と回答した女性の割合が2008年の24%から2016年は33%に上昇した。


「干渉」云々については、核家族化時代に育った子供が親世代になってから結構経つので、そろそろ落ち着いてくるとは思うけど。