返品制度





テレビ通販は「世界最大のレンタルショップ」、着用後に返品する「ワードロービング」に打つ手なく | ORICON NEWS

通販や一般の店舗などを含む小売業界で、返品の制度を悪用する客が存在するという。実際にテレビ通販の業界内で「困った客がいる」という声が上がっている。商品を買って実際に使用した後に返品。最初から買う気はなく、商品をレンタル代わりに使用していると思われる人々が存在するという。米国では「ワードロービング」と呼ばれ、「返品詐欺」の一種とされている。日本でも同種の行為が行われているものの排除は簡単ではない。特にテレビ通販会社では、積極的に排除に動こうとしない事情もある。その結果、倫理観に欠けると思われる人の「やり得」状態が続く。

(中略)

長年、問屋としてテレビ通販に携わり、自身もネット通販会社の取締役のA氏は説明する。

「卒業式や入学式のシーズンになると商品の注文を入れ、返品の期限になる前に決まって返品するという方が一定数いらっしゃいます。それもほぼ毎年です。多いのは真珠のネックレスとか、ブラックフォーマルのドレス。おそらく年の近い兄弟姉妹がいて、毎年のように必要になるのではないかと話しています」。

問題は一度使われた商品は、新品として再度、販売することが難しい点にある。ネックレスは傷がなければ新たに包装するなどして再販が可能だが、それでも経費はかかる。ドレスは通常の試着程度なら問題ないが、香水の匂いがついたり、型が崩れたりした場合は再度売るのは難しい。

(中略)

このような行為は日本では犯罪になるだろうか。該当するとしたら詐欺罪(刑法246条1項)であろう。もっとも「可能性がある」ということで、実際に検挙され有罪となるかは別の話である。

こうした問題が発生するのは、テレビ通販ならではの事情も関係している。

(1)返品制度
(2)返品を前提とした販売戦略
(3)調査に時間と費用
(4)ワードロービングをする人は少数

(中略)

一方、A氏は腹立たしげな様子でこう語った。「アメリカでは多いとは聞きますが、日本にも出てきたということでしょう。そういう人はお客様の範疇に入りません。お金を払ってくれた人、結果、気に入らなくて返したという方までがお客様。最初からレンタル代わりにする人はお客様ではありません」。

反応

返品が多い人間はブラックリストに入れて販売拒否すればいい

ショップジャパンとか、「例え家中掃除したあとでも30日以内なら返品可能!その場合オマケの○○は差し上げます!」みたいな過剰なサービスを煽ってるし、やりかたにも問題があると思う。

Instagramの「いいね」が欲しく、NEW INと題して写真を撮り返品する。そういう人増えてるんじゃないですか?給料いくらもらったら、こんなに買えるの?と思うインスタグラマー沢山いますよね。

こんなことは初めからわかってる話。返品が一定数あっても儲かる計算でやってるから本当に買う人はその分高い買い物させられてるだけ

テレビショッピングといえば型遅れ商品を売りつけている印象があるなぁ。カタログギフトとかも同様。