モンスターハンター ワールド





ゲーム業界展望:ニンテンドースイッチのヒットは予想以上 「ファミ通」浜村弘一氏に聞く(1) - MANTANWEB(まんたんウェブ)

――今年注目の「モンスターハンター:ワールド」は。

 1000万本売れると思ってます。そういうと「えー」という人がいるでしょうが、バージョンアップもしますし、スチーム(PC版)であれば値段を下げたりできます。長期的スパンでは1000万本も見えてきます。昔のようにパッケージで2、3月どれだけ売れたかという考え方ではなく、長いスパンでものを考えるということです。IPの寿命が以前とは変わって長くなりました。バーゲン(値下げ)で売っても、リクープ(開発費の回収)していたらほぼ全部利益になりますからね。

 ――ゲームの出来は?

 日本で普及するのは間違いありません。(オープン)ベータテスト(参加者募集型の調整試験)も期待以上ににぎわいましたし、予約も想定以上と聞いています。当然、PS4本体も動くと思います。携帯ゲーム機ではない「モンスターハンター」を待っていたユーザーはいるわけです。今回は4Kで見てほしいという話もありますからね。私も体験しましたが、ヌメヌメした感じの爬虫(はちゅう)類系モンスターなどは本当によくできています。

 今度はシームレスなので遊び方が変わります。例えば違う2体のモンスターと遭遇すると、その2体と戦うのではなく、敵同士をぶつけて弱らせた方を倒す……という新しい遊び方もできるわけです。

 今回は海外でシェアが少ない携帯ゲーム機ではなく、普及しているPS4で勝負するわけで、リブランディングをしていると思っています。だから(ゲームに数字を付ける)ナンバーリングではなく「ワールド」という名前を付けて売ろうとしていると思います。


現実的には年度内目標がワールドワイドで200万~250万、トータルで400万本越えってところだろうなぁ。恐らく国内はワールド発売からそう遠くない時期にスイッチ用の完全新作が発表されるでしょうし、国内ゲームファンの熱が一気に醒める可能性も十分あります。

国内は初週50万本行くかどうかってところか。