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子供がお小遣いをほしがらなくなった理由 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

博報堂生活総合研究所が20年間にわたって実施している「子ども調査」では、その多くの項目が1997年の第1回調査から継続して聴取されています。調査対象となっている小4~中2の子どもたちの年齢はおおむね10~14歳。

(中略)

消費に関して、私達が注目したのは子どもの物欲に関係する項目です。「値段が少し高くてもちょっといいものがほしい」、「新しい商品が出るとすぐほしくなることが多い」という意識が大きく減少し、過去最低値となりました。どうも、子どもの物欲が徐々に減ってきているようなのです。

同様の変化は子どものおこづかい事情にも現れています。1997年当時、私は中学3年生で毎月3000円程度のおこづかいをもらっていました。子ども調査でも1997年には8割近くの子どもが「おこづかいをもらっている」と回答していたのですが、今では6割近くまで減少。中でも、「毎月きまった金額をもらっている」という子は、半数を下回っています。

そうは言っても、おもちゃやゲーム、服などほしい物はいろいろあるんじゃないか? そう思って家庭訪問調査でもしつこく聞いてみたのですが、ある中1の男の子によると、「欲しいゲームはおじいちゃん、おばあちゃんが買ってくれるので、お金はあまりいらない」んだそうです。私達が取材した学童NPO代表の方も、「今の子どもたちは誕生日やクリスマス以外にも、「運動会で○位になった」というような機会に欲しい物を買ってもらえる子が増えている」と話されており、そのような状況の変化も一つの要因となっているようです。

欲求の減少は、モノだけでなく情報についても顕著です。「流行に関心がある」、「はやっているものを人より早く知りたい方だ」、「はやっているものを人よりも詳しく知りたい方だ」は今回、全て過去最低値となりました。

反応

うちの次女も全くの物欲レス。僕や長女とはまったく逆の性格。

物欲低下、タダ・ネイティブ世代…さて、どのような影響があるのか。今の社会で問題になっている事項に対する解決策が、ガラッと変わる可能性もあるだろうなぁ

確かにうちの子も物欲が少ない。この調査には、納得

20年ずっと調査し続けていることに価値はありますが、因果推論で原因と結果をコントロールした分析ができたらもっと面白いだろうな。

親もお小遣い与えるよりスマホで無料や定額のマンガやアニメを見せたりした方が財布に優しいだろうしね

物欲が減っているのは色んな消費がコト化している流れと思いますが、お小遣いをもらっている人が15ポイントも減少しているのは驚きですね。

なるほどねぇ。テレビは「基本無料」の元祖だけど、今やゲームやコミックあたりもその領域だもんね。