出版業界





「出版業界の人は平気で同業他社を褒める」らしい

https://twitter.com/ueyamamichiro/status/951066050656796673
ちょっと前「出版業界の人は平気で同業他社を褒めることに驚いた」っていうツイートが流れてきて、これは自分も出版(というか多くの娯楽)業界の良い点だと思います。

多くの産業では需要の総量がほぼ決まっているから、A社が売り上げを伸ばせば競合B社の売り上げは(多くの場合)落ちる。でも娯楽の業界は、ある作家が大ヒットを出すと他の作家の売り上げが落ちるわけではなく、むしろ同ジャンル全体の売り上げが伸びたりするんですね。

だから自分に近いジャンルで良いもの・売れるものが出ると、皆それを盛り上げたいし、有り体に言えば後追いもしたい。でも、足を引っ張り合うよりは百万倍良い。

良い物が出るともちろん嫉妬も感じます。でもそれはその相手を引きずり下ろしたいという種類の物ではなく、自分もその高さまで行きたいという種類の嫉妬。向上心につながる感情です。

あと漫画業界にいる人は基本的に漫画が好きな人なので。人の漫画を読んで楽しみたい。ライバルの漫画をどれだけ読んで面白がっても良いというのは、漫画家になって良かった大きな点です







反応

このお言葉は正しい。賛同する。

人気の後追いはそのジャンルが好きな人にとっては好きな作品が増えて嬉しい わしファンタジーとロボットもの好きだからもっとファンタジーとロボットとヒーローくだs

じゃあ未だ救いがある業界なんだ...

同業他社の新製品について、なんでも「あんなのは大したことない」「こうやってこうやりゃあ誰でもできる」って言う人、やばいよね。

製造業も同業他社を褒める傾向にある気がする。そのかわり自社をボロクソに叩くw

本は1コンテンツの価格が比較的低めってのも影響しているのかもね。