アマゾン





アマゾン、出版取次外し加速 印刷工場から直接調達  :日本経済新聞

 アマゾンジャパン(東京・目黒)は書籍や雑誌を印刷会社から直接取り寄せる。文芸春秋など出版社に注文した雑誌などは出版取次会社を介さず、印刷工場から自社倉庫に仕入れる。アマゾンは取次大手の日本出版販売(日販)と在庫のない書籍については取引をすでに打ち切った。出版社だけでなく印刷会社との直接取引で、取次会社を前提とした書籍の流通構造が大きく変わりそうだ。



アマゾンは日販など取次会社を経由せずに書籍や雑誌を仕入れるため、これまで取次会社が得ていた取り分は出版社などと分け合うとみられる。アマゾンとの直接取引に対しては及び腰な出版社も多い。それでも書籍や雑誌の販売力があるアマゾンの存在感が高まっており、アマゾンとの取引条件によっては直接取引に乗り出す出版社も少なくないはずだ。

 関係者によるとすべての本でアマゾンと直接取引する出版社は、中小を中心に300社弱に上るという。アマゾンが販売する本のうち、すでに3割強が直接取引だが、印刷工場からの直接納入も含め、将来は大半を直接取引にしたい意向だ。

反応

これで取次が経営的に難しくなって潰れだすと、取次に頼る書店も厳しくなり、一方出版社はAmazonへの依存を高めざるを得ない、という、まさにAmazon一人勝ちパターン

物理的な話じゃなくて経済的にもナカヌキって事よね?まぁ当たり前の事なんだけど商慣習変えるのに20年かかったな

返本をどこまで抑制できるかってあたりがバイヤーの腕の見せどころかね

やっぱり「出版社」と「取次会社」はこのままだと無くなっていくのは明白。 「漫画家」目指してる人は、一旦落ち着いて将来の事を考えた方が良い

まぁ利用者にはメリットのない商習慣といわれたらそれまでか。クリエイターあたりは色々と微妙な部分もありそうだけど。というか紙書籍自体がもう・・・