モンスターハンター ワールド





『モンスターハンター:ワールド』は、なぜ海外で受け入れられたのか。『Destiny 2』に代わる"ライフスタイルゲーム"として評価する動きに注目 | AUTOMATON

・『モンスターハンター』を海外では独自の角度から評価する動きも見られる。『Destiny』や『Tom Clancy’s The Division』といった、トレジャーハントに重きを置いた西洋アクションRPGが築いてきた文脈の中で『MHW』をとらえるという試み

・GameSpotは「Goodbye Destiny, Hello Monster Hunter」と表された動画の中で、『Destiny 2』に代わる「ライフスタイルゲーム」として『モンスターハンター:ワールド』を勧めている。Kotakuでは、長年『Destiny』シリーズを追ってきたKirk Hamilton記者が、両作における「Grind(報酬を得る過程で生じる反復作業)」を比較し、『MHW』のそれが『Destiny 2』よりも優れているとの結論を出している。Eurogamerにいたっては『Destiny 2』に留まらず、他のプレイヤーと体験を共有する「シェアード・ワールド 」型のAAA級タイトル全般が注目すべき研究事例として『MHW』をピックアップしている。ジャンルは違えど、仲間と一緒に冒険し、より強力な装備品を揃えていくという、飽くなき需要を満たそうとする点では一致しているのだ。

・GameSpotがいう「ライフスタイルゲーム」とは、趣味時間の大半を占め、長期的に遊べるゲームを指す。ジャンルは問わず、多くの場合デイリー/ウィークリーの定期イベントを含んでいる。MMORPGからスポーツゲームまで、ライフスタイルの一部となっていれば、どんな作品でも当てはまる。

・Eurogamerは、近年の「シェアード・ワールド」型AAA級タイトルでは開発者とコミュニティの衝突が話題になることが多く、より摩擦の少ないゲーム設計として『MHW』に希望を抱いている。個人レビュアー「Skill Up」も、『MHW』は今後の西洋ゲーム市場のトレンドを大きく変えると予測している。シリーズの集大成として世界を視野に入れた『MHW』は、ゲームの歴史にひとつの句読点を打ち、新たなサイクルを生み出すきっかけとなるかもしれない。


国内で一気に発展したのはPSPや3DSといった携帯機シフトからという事もあり、本作が初めてのモンハンって海外ユーザも多いはず。以前から「協力スタイルは海外では受けない」との指摘もありましたが、ワールドではストレス要素を減らすなど大幅は改善も目立ちます。今後発売されるであろうスイッチ用モンハンもワールドからの良いフィードバックは受けるでしょうし、ますますより良い作品に成長する可能性もあります。