実質賃金





東京新聞:賃上げ1.5%分、増税で帳消し 社会保険料や消費税 増えぬ「手取り」:社会(TOKYO Web)

ここ数年の春闘で会社員の賃金は上昇しているとされるが、暮らしが楽になったという実感は乏しい。背景にあるのは増え続ける社会保険料や税金だ。民間シンクタンクの試算では、「手取り」を維持するだけでも1・5%の賃上げが必要とされており、今春闘で政府が要請する「3%の賃上げ」が実現しても、そのうち半分は増税などで帳消しになってしまうのが実情だ。

(中略)

 試算を行った大和総研の是枝俊悟氏は「増税や物価上昇などを考慮すると、毎年1・5%程度の賃上げで、実質的な可処分所得(手取り)をようやく維持できる」と指摘している。

 政府の統計である「国民経済計算」(内閣府)をみても、第二次安倍政権が発足した一二年度から一六年度までの間、働いた人が受け取った額面の総額に近い「雇用者報酬」は約十六兆八千億円増えたが、手取りに相当する「可処分所得」は約七兆九千億円しか増えなかった。

 一七年の賃上げ率(経団連調べ)は、大企業で2・34%、中小企業では1・81%と1・5%をギリギリ上回るくらいの水準。是枝氏は「大企業従業員でも実質的な手取りの上昇率は1%にも満たず、ほとんどが増税などで打ち消されている」と述べており、賃上げの実感を得るためには大幅な賃上げが必要となっている

反応

40~50代のオッサンでも、手取り二十数万円/月が大半だからな。景気が好調だと言われる愛知の製造業でもだ。みんなカツカツの生活だぞ。何がアベノミクスだ。笑っちゃうだろ?

お国のためといえど、少し高すぎやしませんか 保険料や税金が高すぎて生活はちっとも裕福になりません お給料は良いはずなのに手取りが少ないんです

その通り!税金高すぎ。 賃金・単価あげろ!

結局、政府に巻き上げられるだけ

大企業じゃない多くの人は・・・生活を維持するデフレの流れも必要なんよね。