電子コミック
少し前にも1冊4円とかの驚きセールあったもんなぁ。最終巻発売前に既刊を1冊10円でセールとかも。俺もキンドルセールで今まで興味なかった作品をごっそり購入なんて普通だし。もう少しキンドルアプリの使い勝手が向上すれば・・・。
漫画の売り上げ 電子版が初めて紙を上回る | NHKニュース
去年1年間の国内の漫画単行本の販売額は、紙のコミックスが前の年より14%余り減少して1660億円台に落ち込んだ一方、成長が続く電子版は1710億円を超え、初めて紙の売り上げを上回りました。
少し前にマンガ編集者が電子書籍市場を分析
「紙の単行本は売れなくなってるけど、それ以上に電子が伸びてるからトータルで見ればプラス成長」という言説をたまに見かけますが、新刊市場は厳しくなる一方です。ちょっと解説していきますね。
— 荻野謙太郎(マンガ編集者) (@gouranga_) 2018年2月21日
①電子書籍が売れるのは手軽でお得だからです。特に出版して時間が経った本はガンガン安売りされます
②マンガの新刊はかつては新刊コーナーに並ぶ同期との競争が主でしたが、いまや「セール中の過去の名作を中心とした、過去作全てとの競争」にさらされてます。なお新刊なのであまり値引きできません
③電子書籍市場が伸びるということは、紙から電子に移行する人が増えるということ。そして紙の単行本を刊行するリスクが上がることを意味します。紙の単行本の初版部数およびその消化率はいまでも連載継続の可否を問う重要な要素で、電子書籍はそれに間接的にダメージを与えてきます
④新聞記事等はトータルでならしているため現場の数字が見えないのですが、新人~中堅の作家の出すコミックス新刊の売上が、ここ数年恐ろしい勢いで減っています(電子書籍も加えた数字です)。一部の人気作・話題作にのみお金が集中するため、中間のない、ヒットするか死ぬかに近い状況になっています
⑤電子書籍市場の過剰な伸びの正体は「面白さが保証されており、かつセールで大幅に値引きをされている過去作のまとめ買い」であって、新作であるがゆえに面白さの保証がなく、値引きもしにくいコミックスの新刊はその恩恵を受けにくい、というのが私の推測です。異論反論ありましたらぜひ。
マンガの新刊市場のヤバさ、どう言ったら伝わるかなあ。「HUNTERXHUNTERの新刊の売上が前巻から20万部以上減った」って言ったらわかりますかね? ハンタに限らず他の作品もガンガン減ってるわけです。
— 荻野謙太郎(マンガ編集者) (@gouranga_) 2018年2月26日
まずですね、電子書籍は初期の頃は値引き分を全部出版社なり運営なりが自腹切って印税を補填してました。最近は状況が変わって「事前に相談が来るタイプのセール」は作家さんへのバックも減ります。相談なしに勝手にやってるやつは、今も運営が自腹切ってるみたいです。
— 荻野謙太郎(マンガ編集者) (@gouranga_) 2018年2月26日
反応
BookLiveユーザーです。人気作品の1巻が無料で読めるようになってるので、これを読み、面白ければ有料の後編を買っています。 何故無料なのか気になりますが、この1巻無料 販売モデルの影響でしょう
自分の場合なのですが、一年程前から電子書籍に移行する様になりました。 理由はただ単に「置き場所に限界が来たから」です。 そしてセールの時に少しずつ電子書籍に買い替えています。 置き場所さえあれば紙の方が良いのは確かですけれど。
おむも昔は「紙の本を読むんよ!」なんてイキってたけど、電子書籍のまぁ便利なこと便利なこと・・・
紙の本が2冊出ていて、最終巻のみKindle版のみという作品と出会いました。最終巻のテンポがアレ過ぎて、ウラ事情を慮りたくなりました。雑誌掲載時のアンケート重視だったのかなあと。この辺りを改善するには、編集の中身次第でしょうか?
少し前にも1冊4円とかの驚きセールあったもんなぁ。最終巻発売前に既刊を1冊10円でセールとかも。俺もキンドルセールで今まで興味なかった作品をごっそり購入なんて普通だし。もう少しキンドルアプリの使い勝手が向上すれば・・・。