メリケン人さん





全文表示 | 岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち 銃規制支持は「社会主義者」という感覚 : J-CASTニュース

日本人にはわかりにくい「銃所持を支持するアメリカ人の思い」を、理解できるヒントがあるかもしれないと思い、私はクリスにもっと話を聞いてみることにした。

(中略)

「私は合衆国憲法修正第2条を支持している」とクリスは言った。そこには、「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない」と書かれている。

アメリカは理不尽ともいえるイギリスの課税政策に反発し、一般市民が銃を手に戦争で独立を勝ち取った国だ。しかし、「今、このアメリカで、自由な国家の安全のために、武器を保有し、携帯する必要性を感じるのですか」と尋ねると、クリスはためらうことなく「イエス」と答えた。

「この国が、社会主義国になってはならない」
「アメリカが社会主義国になるかもしれない、と本気で恐れているのですか」
「そうだ。現にリベラル派は、社会主義的な思想を支持している。政府にすべて面倒を見てほしいと思っている人たちがいる。そんなことになったら、働きもしない者のために、私の子供や孫達がもっと働かされ、もっと税金を払わなければならなくなる。専制国家になる可能性だって考えられる。FBIや軍隊が理由もなく、家に押し入ってくるような国にならないとも限らない。でも、そうはならない。私たちが皆、銃を持っているからだ。政府は大きくなってはいけないんだ」

全米ライフル協会(NRA=National Rifle Association)も、今回のフロリダ州の高校銃乱射事件を受けて、「銃規制支持者は欧州的な社会主義者であり、我々から自由を奪っている」と批判している。一方、銃規制支持者は「社会主義者」と決めつけられることに反発し、「銃所持の言い訳に過ぎない」、「銃で多くの命が奪われるくらいなら、憲法を書き換えればいいではないか」と批判している。

クリスは長年、全米ライフル協会の会員だったが、10年ほど前に寄付をやめた。

「学校などで銃乱射事件が何度も起きているというのに、NRAが銃規制に動こうとしないからだ。一般人へのアサルト銃の購入禁止、銃購入の最低年齢の引き上げ、身元調査の徹底などに向けてNRAが柔軟な態度を見せたら、また支持したいと思っているよ。NRAは銃を保有する権利を守るために、闘ってきたのだから。
今、高校生たちが全米規模で、銃規制に向けて立ち上がっている。こんな大きな動きは、これまでなかった。諦めずに声を上げ続けて、状況を打破してほしいと思う。でも、銃規制はしても、私たちから銃を取り上げることは、決してあってはならない。アメリカは、日本とは国の成り立ちが違う。アメリカ人は銃を手に、東から西へと開拓していった。銃は最初からこの国に存在していたんだ。銃があるから、アメリカは自由な国なのだ。銃があるからこそ、アメリカは偉大な国になったのだ。トランプは私たちから、銃を取り上げたりはしないよ」


まぁそんな国だからあんな大統領が当選するんだろうなぁとは思う。気に入っているアメリカ企業やプロダクトは存在するが、国や国民は好きになれない。