ファイナルファンタジー15





【インタビュー】【特別企画】「FFXV WINDOWS EDITION」推奨PCのこだわりをメーカーに聞いてみた! - GAME Watch

多数のゲーミングPCを発売し、安定した動作と安心感でゲーマーから定評のあるサードウェーブにお話を伺った。

(中略)

――今回の推奨PCでCPUとGPUの選択肢が色々とあるかとは思うのですが、なぜCPUにCore i7-8700K、ビデオカードにGeForce GTX 1080 Tiを採用されたのでしょうか? 組み合わせは他にもあったかと思うのですが、今回の選択の理由を教えてください。
瀧吉氏: 「FFXV」の推奨になっている「GALLERIA ZZ」という型番の製品が、もともとラインナップ上のハイエンドにあたる位置にありますので、CPUとGPUに関しては必然的にコンシューマ向け製品の1番上のパーツを選択しています。

――これがあれば、「FFXV WINDOWS EDITION」を4Kでプレイできるようになると。
桑園氏: たとえば、よりハイエンドな製品として当然Core i9といった製品もありますし、実際に我々もウルトラハイエンドと称する製品ラインナップを用意しているのですが、一般的な価格帯を越えてくるので、そういう意味では「GALLERIA ZZ」は技術優先ではありますが、実際に使っていただくお客様の想定されている価格に合わせて、ウルトラハイエンドとは違い、ハイエンドなモデルを用意しています。

 「FFXV」をプレイされるのはあくまで一般のユーザー様が想定されているので、ハイエンドな製品の中では、Core i7-8700KとGeForce GTX 1080 Tiという組み合わせはもう絶対という感じですね。

――ちなみに、GeForce GTX 1080 TiのSLI構成などは考えられなかったのでしょうか?
桑園氏: SLI構成という条件自体は、スクウェア・エニックス様の仕様書には明文化されていないですが、選択肢としてはありえました。ですが、さっき言った通り、高価な価格帯に入ってしまうので、我々としては製品ラインナップ化を見送りました。

瀧吉氏: Core i7にGeForce GTX 1080 TiのSLI構成にしてしまうと、10万円くらい高価になってしまいます。そうなってしまうと40万近いパソコンになってしまって、ゲームの目的としてはもう越えているのではないかと。売れるか売れないかでいうと実は意外と売れるのですが、大半の方は買えないモデルになってしまいます。ゲームをプレイしたいという方が実際に買えることが重要だと思っています。

――ちなみにゲーマーのハイエンドの設定を御社ではどれくらいの金額だと考えておられますか?
桑園氏: 実際に買っていただいている金額でいくと20万円前後です。我々が設定しているモデルでいうと、「ZV」から「ZZ」はハイエンドととらえていて、金額で言うと18万円から25万円くらいです。ですので、20万円前後に集約されていく感じです。

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